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1021 萩原麻未 ピアノ・リサイタル@いずみホール(大阪) [ライブ鑑賞]

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クラシックのコンサートはめったに行かないのだが、今回チケットを譲っていただけたので行ってみた。ピアニストの萩原さんはもちろん?存じ上げなかったが、広島のご出身で2000年第27回パルマドーロ国際コンクールで史上最年少の13歳で第1位に、2010年第65回ジュネーヴ国際コンクールで優勝するなど、新進気鋭のピアニストであるらしかった。少し前に小説『蜜蜂と遠雷』を読んだ時、色々ピアノソロの曲をyoutubeで聴いていたので、ささやかな下準備はできていたかも。

会場の「いずみホール」は、大阪城公園の東にあるクラシック専門のホールで、もちろん初めて行った。ホールの駐車場は高さ制限があるので、付近を回って線路を越えたところにあるコインパーキングに駐車した。こういうことだけは熟達するなあ。台風が近づく雨の中歩いてホールへ。時間があったのでツイン21の1FにあるPRONTOという喫茶店で時間をつぶす。ここは昼は喫茶でドトールと似たシステム。タバコも吸えるのだ。
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1時半ごろホールに入る。パイプオルガンが燦然とそびえるステージ。
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席は前のほうの右よりだったので手元が見えなかった。いきなり寝そうになったが(寝不足のせい?)足元は見えたので、ペダルの操作をじっと見ていると目が冴えてきた。ピアノのペダルなど今まであまり気に止めたことがなかったので、複雑なペダルワークを興味深く見られてよかった。残響音の上に新たなフレーズを重ねる効果はギターなどにも通じるものがあるなあと思った(できないけどw)。
ショパン=リスト:6つのポーランドの歌
リスト:愛の夢 第3番
リスト:パガニーニによる大練習曲より
    第2番「オクターブ」
    第3番「ラ・カンパネラ」
    第4番「アルペジオ」
    第5番「狩り」
    第6番「主題と変奏」
と一気に演奏が続く。譜面などを置かず全て暗譜して演奏していることだけでもすごいなあ、と思ったことだよ。ここで休憩があったので一旦外に出て、左サイドのバルコニー席がかなり空いていたので、上がってみた。特につまみ出されることもなかったので、二部が始まる直前に空いている席に座らせてもらった(so sorry !)

二部のプログラムはドビュッシー:前奏曲集第1巻(全12曲)。遠目だけど手元も良く見えて、CDで聴くのとは違うライブ感を感じることができた。この12曲はそれぞれ独立した曲だが、パンフの解説を見ながら聴くと曲のコンセプト・物語性がよく分かり、興味深く鑑賞することができた。家で聴くときも、ただ漫然と聴くだけでなく、曲の背景などを知った上で聴くのがいいのではないかと思ったことだ。

アンコールが3回もあり、「子犬のワルツ」など彼女のピアノとの出会いに関わる曲を弾いてくれて、彼女の人柄を垣間見ることができた。ジャズ・バーみたいなところで解説を交えながら弾いてくれたりするとこういうジャンルにもっと親しめるかも、と思ったことだよ。
最後にyoutubeから一曲。
ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門優勝/萩原麻未/第1楽章
https://www.youtube.com/watch?v=EBcHuA5Pir8


フランク& R. シュトラウス:ソナタ


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0916 「尼崎写心クラブ」写真展(アルカイック)&GRASS FLAVOR(神戸ホンキートンク) [ライブ鑑賞]

去年の秋この写真を見て思わず「猿壺の滝」に行ったことを思い出しました。
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台風のため名古屋旅を一日早めたので、土曜日のこの日二つのイヴェントに行くことが出来ました。午後から雨が降ってきましたが、写真展なら雨は関係ないので。尼崎のアルカイックはコンサートなど何度か行ったことはありましたが、2Fのギャラリーは初めて。駐車場から会場に向かう時、駐車場係のおっちゃんや、通りすがりのおばちゃんが、雨に濡れずに行く方法を丁寧に教えてくれて、尼崎の人々の人情を強く感じたことだよ。
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このクラブはブルーグラスの先輩であり、写真の師でもあるM永氏が、最近加入した写真の同好会だそうで、加入してすぐに展示会に出品されたということでした。この日は彼が会場に詰めているとのことでしたが、聞くと1時半ぐらいまでいたけど帰られたとのことでした。これも台風の影響だったかも。
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彼の作品は3点あって、いずれもかつてFBにアップされていたものでしたが、プリントアウトされ、額に入れられているものを見ると、更に立派に感じられました。他の方々の作品もそれぞれ素晴らしかったですが、「この写真を撮ったのはどこの場所?」ということが真っ先に気になるのは、やはり写真家というよりは旅人の目でしかみていないんだなあ、と思い知らされた次第。
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さて、一旦帰って夜にはブルーグラスバンド "GRASS FLAVOR" を観に神戸三宮へ。このバンドはかつて "LOST CITY CATS" でマンドリンを弾いておられたI沢氏がギターに持ち替えて参加しているバンドで、最近お知り合いになったフィドルのYokoさんもメンバーに入っておられます。奇しくも第3土曜日は我が "New Bohemians" が15年余りライブを していた日というのにも縁を感じました。
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我が先輩はリード・ボーカルを始めて3年とのことで、歌う喜びが前面に出た表情豊かな歌唱は説得力があり、何時もしかめっ面で歌っているわが身を反省させられました。尤も、かつて最も得意としていた "Rawhide" のコードを忘れていらっしゃったのにはたまげましたけど(笑)。またもう一人のギターのN古さんが、レスター・フラット(カーター・スタンレー?)よろしくサムピックで弾いていらっしゃったのにも目を見張りました。紅一点のYokoさんが歌っていらっしゃったのは、亡くなったハンク佐々木氏の名曲 "Tennessee Moon" だったのでちょっと涙が出ました。自分も歌ってみたいと思いました。
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遊びに来ていたフィドルのY田君もとび入りで"Orange ~"を弾いてくれました。
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演奏中お互いの音に耳を傾けながら、一つの音楽をつくりあげようという情熱とチームワークを感じ、羨ましく思いました。紅一点の彼女を除いて皆さん二つ三つ先輩であろうと思われましたが、ますますお元気で技を磨き(小噺も磨き?)、我々を導いて欲しいものだと思ったことだよ。

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0813 " Funky Mojo Orch." @ Yellow Ribbon (苦楽園) [ライブ鑑賞]

立秋の雲。
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お盆の13日、友人の知り合いが出演するというので、苦楽園の "Yellow Ribbon" に行ってきました。いつもなら海外の?実家にお盆で帰省しているので、ちょっと変な感じ。この夜のバンドはブルースとソウルをやる " Funky Mojo Orch." という五人編成のバンドでした。
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お盆の日曜日だからお客さんはどうかな、と思っていたら、結構満員でびっくりしましたが、メンバーの小中時代の同級生とかが何人もいらしていて、他にもメンバーのご家族とかが多かったようでした。ああ、阪神間の出身の人はお盆に阪神に帰ってくるから、その時同窓会をやったりするんだ、と考えたら当り前のことに気づいて苦笑しきりでした。
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こういうジャンルのライブを観るのはめったにないことですが、時々はジャンルの異なる音楽を聴くのもいいな、というのが鑑賞後に思ったことでした。ただ、小さなライブハウスの割には音量が大きく、そこだけは慣れないなあと思いました。もっと大きな箱ならあれくらいの音量でもいいように思うけど。皆さんお上手なので爆音でごまかす必要もないのになあ、お店のスタッフが爆音好きだったからかな。
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1部はソウル、2部はブルースという構成で演奏されましたが、自分的にはブルースの方が心に響くものがあったかな。ボーカル&ハープのジューベイさんが、「このギターいいでしょ」と何度も言っていて、「身内に褒められるのは…」と照れていたギターのテッシーさんのプレイがやはり圧巻で、クラプトンのような華麗でエモーショナルなギタープレイにしびれました。もちろんジューベイさんのソウルフルなボーカルとブルースハープや、数年前まで東京で数々のバンドのベーシストだったというチャリケンさんのステディなベースなど皆さん素晴らしかったです。このバンド結成一年らしく、今回が初のワンマン・ライブだったらしい。ひょっとしてこれから注目のバンドになるかもしれないね。
youtube に去年の年末のライブがあがっていたので。
The Funky Mojo Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=56ulO-4R8Hg

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アコースティックでしかもトリオで演ったりしていると、どうしてもおとなし目の演奏になってしまいがちなので、今度演る時はもっとシャウトしてみよう、と店を後にしながら思ったことだよ。
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0514 ナターシャ・デイ @ Abilene(神崎川) [ライブ鑑賞]

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この日は新開地でも音楽祭があって迷ったけど、久しぶりに Abilene の「ナターシャ・デイ」を覗いてみることにしました。前回いつ行ったかな、と自分のブログ(備忘録代わりだね)を見ると去年の11月でした。一回飛ばしぐらいだったかなと思っていたら半年前だったのでびっくり。毎日ぼーっと暮らしている身には、世間のはやい動きにはついて行けてないなあ、とつくづく思ったのでした(笑)。
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今回は開始の2時前にギターも持って行ったのですが、楽器置き場はすでに満載状態で、メンバーの熱気が表れていました。今日も置きギターを使わせてもらおうと即座に思ったことだよ(笑)。進行役のDさんの「拝啓大統領殿」で始まったジャム会は一人3曲ずつで交代ということで、和やかな中にも整然と進行していきました。後でFBにその日の曲を上げていらっしゃる方があったので見ると、ほとんどかぶっていないのにもびっくり。もちろんかぶっても何の問題もないのですが、メンバーの方々がそれぞれ多くの曲をものにしていらっしゃるということでもあるので。
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私も前回歌わなかった曲ということで、「想い出の赤いヤッケ」と「ダッチマン」、そしてかまやつひろし&加川良さんへのオマージュとして「どうにかなるさ」を歌わせていただきました。いつものように出番待ちの間に緊張してしまって、ギターもコードも覚束ない演奏でしたが、「ダッチマン」を歌っていると、Dさんがいい感じでギターを弾いて下さって、気持ちよく歌えました。「どうにかなるさ」もハーモニカが流れて、メンバーの技量の高さを感じたことだよ。
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この日は女性の方も多く参加されていましたが、皆さんお上手で、この日のために準備されていたご様子が伺えました。
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また、Bj のOさんがほぼ全ての曲のコーラスを一緒に歌われているのにもびっくり。寛悟さんとも前の Smoking Spot で言葉を交わすことができてうれしかったです。昔も今も Smoking の場が対話の場というのもいただけないかもですが(笑)。Nさんとも昔のフェニックス・バードの話ができて懐かしかったなあ。
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4時過ぎてからも新たなお客さんがたくさん入ってこられて、満杯になりそうだったので、5時頃失礼させていただきましたが、ジャムは7時ごろまで続いたようです。恐るべし熟年パワー!同じ熟年でも私はパワーが続かないので、また山歩きをしなくてはと思ったことだよ。

<参考> *FBから転載させていただきましたが、問題あれば削除いたします。
拝啓大統領殿・教訓Ⅰ・花は咲けども・野茨と鳩・お日様ソング・別れの恋唄・君かげ草・夏の時代・じゃあね・ふるさとの風・明日になればね・お葬式めっちゃめちゃ・丘の上の校舎・私を待つ人がいる・柳の木の下に・想い出の赤いヤッケ・ダッチマン・どうにかなるさ・青い海のお墓・わらぶきの屋根・彼を待ちながら・十字架に帰ろう・再会・ちょっとだけ恋人・夜明けを待ちながら・おじいさんの古時計・ナインポンドハンマー・ビルモンローメドレー・ヨイトマケの唄、母のお墓に、月恋・ひとひらの雪・響かせて・童神・安里屋ユンタ・島人ぬ宝・別れのうた・ランブリンボーイ・別れの恋唄・新聞売りのジミーブラウン・涙色の星・母のお墓に・デキシーに薔薇が咲く頃・柳の木の下に・陽気に行こう・私の子どもたちへ・シンクオブワットユーブダーン・父さんの昔話・虹の向こうに・彼は船乗り・流れる雲のように・マウンテンデュー・綿つみのうた・永遠の絆
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0422 壱服トリオ @ 壱服庵(門戸厄神) [ライブ鑑賞]

まんぷくトリオではありません。正しくは「ガンジョー・イッシー with タッキー」。
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春うららの土曜日の午後、半年ぶりに壱服庵のライブを観に行ってきました。このバンドは以前バンジョーが入っていましたが、今はギター・マンドリン・ベースのトリオになっています。
より「Sea Breeze で Mellow なコーラス」が売りのバンドになっているようなので、勉強させていただこうと参上した次第。
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3時前にお店に入ると、なにやら楽器の音と歌声が聞こえてきて、「あれ、今日はボーカル・レッスンの日だったかな」と思っていると、濃密なリハーサルがようやく終わろうとしていたのでした。どれだけ濃密だったのかは、テーブルの上のワインのボトルが空になっていたことからも容易に推察することができました(笑)。午後の時間帯だからとコーヒーを注文したところ、どうも豆の焙煎から始めたらしく?、時間をかけて淹れていただいたコーヒーが、特別サービスの甘納豆付きで出てきました。演奏開始時間すぎてますよー。
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さて、演奏が始まりましたが、重厚なコーラスも然ることながら、三者三様のボーカルを前面に押し出した選曲のように思われました。以前は歌っていなかったイッシーさんのバリトンヴォイス、ガンジョーさんのメローなハイトーンヴォイス、タッキーさんのハスキーヴォイスとそれぞれ特徴があって変化に富んだステージでした。自分的にはあとスチールかドブロがあればもっといいかもと思われました。
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私もゲストタイムとして三曲ほど歌わせていただきました。曲名は秘密。
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この日のベストテイクは最後のアンコールでガンジョーさんの歌った "I Needed You"。いい曲だなと思ったので帰ってから調べてもなかなかヒットしない。アン・マレーの "You Needed Me" がなぜか何度もヒット。 ウエスタン・スイングだという言葉を手がかりにやっとゲットできました。早速レパに入れるつもりw
youtube でバディ・エモンズのものが見つかりました。
I Needed You  Buddy Emmons
https://www.youtube.com/watch?v=NvTlgOKqsws
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ジャンルで聴きに来られるお客様が多いので、こういうノン・ジャンルなライブはお客様に伝わりにくいのかな、とも思われる昨今ですが、自分達がいいと思う音楽をとことん追求しているお姿に励まされる思いで店を後にしました。
少し早い五月晴れの空。
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0421 PP&M NIGHT ! @ dartmouth club(甲子園口) [ライブ鑑賞]

PP&M NIGHT ちゃうやん !!
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甲子園口のダートマス・クラブというライブハウスで "PP&M NIGHT !" というイヴェントがあると聞いて覗いてみることにしました。このお店は5年位前に、まだ鳴尾のあたりに勤めているときに、近くにあると聞いていたのですが、なかなか寄ることが出来ずにいました。初めは二号線の南かなと聞いていて通りかかってみても分からず、という具合でした。FBを始めてからよく記事を見かけていましたが、今回行くにあたって、ようやく駅の北にあると分かった次第(笑)。

初めてのお店はやはり敷居が高いもので、FB友達のM永さんが参加されるというので行くことにしたのですが、やはり一杯(より多かったか)引っ掛けてから7時半ごろお店に突入。場所が分からず周囲を2周ほどしたのもあったけど。入るともう演奏は始まっていて、人数も少なからず多からずというアットホームな雰囲気でした。
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2バンドぐらい演奏があってその後ジャム風になるのかな、と思っていましたが、メンバーが揃っていなかったのか、もうジャム風になっていたようでした(詳細不明)。この夜はマリーさんがお一人だけということでしたが、あでやかな歌いぶりで、どの組み合わせにも入られて、見事に歌いこなしておられました。私は高校のときの文化祭で何曲かやったのと、勤めてから1・2度文化祭の余興でやった程度のなんちゃって PP&M なので、せいぜい10曲ぐらいしか出来ないのですが、かぶってもいいということで何曲か歌わせてもらいました。
Early Mornin' Rain Puff Don't Think Twice Last Thing On My Mind
Day Is Done Sometime Lovin' Freight Train Leaving On A Jet Plane
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うわっ、けっこうやってしまったなあ。どうも周囲の方々の顰蹙を買ってしまったかも、と反省しても後の祭りですな。Sometime Lovin' は歌だけの参加でしたが、ちゃんとバックをつけていただいて、カラオケ気分で気持ちよく歌わせていただきました。こんなマイナーな曲も皆さんちゃんと出来るところが、メンバーの PP&M 度の高さを示していて、素晴らしいと思いました。ブルーグラスのジャム会よりすごいかも。
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9時過ぎてから、ブルーグラスのユニットで何曲かブルーグラスもやらせていただきましたが、ちょっと場違いだったかも。まあ、得てしてジャンルごとに集まってしまうきらいがあるので、ジャンルを超えた交流もあっていいとは思いますが。今、私が神崎川のアビリーンでやっているユニット(こちら)はオール・ジャンルですからね。何をやってるんだ?と思われているかもですな。

この夜は録音をしなかったので、少し前に知った東京の PP&M カバーバンド "Heart Stream" の演奏をyoutubeから紹介しておきます。メンバーのK谷君は同じ大学の同期生で、サークルには入ってなかったけど、ドク・ワトソンをバリバリ弾く人でした。卒業して東京に行って以来音信不通でしたが、高校時代(山口県)の仲間とやっていたようです。
Early Mornin' Rain (PP&M Cover ) / Heart Stream, 2009
https://www.youtube.com/watch?v=WLYevQr14I4

今回参加して改めて思ったのは、やっぱり PP&M はいいな、そして凄いなということでした。なんちゃってでしかない私ですが、また片隅に混ぜてもらって演奏してみたいと強く思ったことだよ(笑)。

参考記事:[私の好きな20世紀の唄たち]
BLOWIN' IN THE WIND
Puff (The Magic Dragon)


0310 RAMBLING BOYS @ 神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

RAMBLING BOYS
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大学の3年先輩にして、かの The Lost City Cats のリーダーでマンドリン奏者であった井沢氏がべーシストデビューということで、神戸ホンキートンクに表敬訪問してきました。バンドが RAMBLING BOYS といって、Kingston Trio の曲を演るというのにも興味を惹かれました。
(唐突に)夕日が泣いている~♪
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フライヤーには19:30からと書いてありましたが、ホンキーは20:30始まりが定例なのになあ、と思いつつ19:40ごろに入ってみると、案の定まだ始まっていませんでしたね(笑)。とはいえ、すでにお待ちのお客様もいたので20時過ぎには演奏がスタートしました。バンドのお知り合いが多い中、サークルの後輩も私以外にK林少年とY川君がはせ参じた次第。
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私はPP&Mやブラフォーに比べて、キングストンはそれほど聴いてなくて(兄姉たちがレコードを持ってなかったため?)、なじみが薄かったのですが、それでも「500 MilesはPP&M、花はどこへ行ったはブラフォー」などと比較していたような記憶もあります。やはり "Tom Dooley" が彼らの代表曲のようですが、ブルーグラスをやり始めてから、かの The Country Gentlemen が、ライブでこの曲をキングストンの演奏を揶揄するような演奏をしていて「そこまでしなくても」と思ったことを覚えています。あと「20世紀の歌」で紹介した "Daydream Believer" を書いたのが元メンバーの John Stewart だったと聞いてびっくりしたことぐらいかな。
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演奏が始まると、ギター三本(内一本は初めて見た4弦ギター)とベースに乗ったコーラスは厚みがあり、迫力の演奏でした。自分達のやってるブルーグラスは以前から一種のスポーツだなと思っていましたが、それを超える運動量と音圧で、これは体力要るなあと思うとともに、キングストンはライブが真骨頂のバンドだったんだな、と思いを新たにしました。
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時折バンジョーに持ち替えるK野さんはブルーグラス・バンジョーの名手でもあるので、カンジェンに何も言わせないほどの素晴らしいプレイでした。
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我が先輩は奥のほうにいてあまり顔が見えませんでしたが、にわか仕込みとは思えない堅実なプレイでバンドを支えておられました。
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けれども、やはり私にとっての先輩は独創的なマンドリン・プレイと野太いテナー・シンギング(MC も秀逸でした)の井沢さんなので、ベースもギターもいいけど、またマンドリンのプレイを是非観たいし一緒に演奏もしたいものだと強く思ったことであったよ。
お客さんが撮っとって(播州弁)のパノラマ写真を追加。
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The Kingston Trio
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Kingston Trio - Greenback Dollar
https://www.youtube.com/watch?v=A9Jh4KjPP-o

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0226 cnoc Live @ ABILENE(神崎川) [ライブ鑑賞]

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日曜日の午後、70年代のアメリカーナとアイリッシュを演るバンドらしいということで行ってきました。メンバーも未知の方々でしたが、FBを覗くとギターのお二人はそれぞれカントリーとブルーグラスの手練れらしいということがわかり、アコーディオンも入っているというのも新鮮な感じがしたので、興味を持ちました。

お店に入ると中は満員で座る席がないほど。お客さんも知らない人ばかりかなと思っていると、それでも何人か顔見知りの人もいてちょっと安心。やはりこの世界はあまり広くはないようで(笑)。早速ライブが始まりました。
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1st Stage はアメリカーナということで、リンダ・ロンシュタットやボニーレイット・カーラボノフなどの曲を中心に。ボーカルのミキさんはどこかリンダを思わせるお声で、豊かな声量で歌い上げておられました。Gt の内藤さんはM大のOBだそうで、MdとFd(2年前に始めたらしい)も弾くというマルチ・プレイヤーでした。もう一人のGt の長井さんは、聞くとアビリーン・カントリーバンドのメンバーでもあるということですが、このバンドではアコースティックで、時にボトルネックも使っていました。ベースがなかったのですが、電気を通しているのでけっこうベースノートも出ていて工夫しているなと思いました。
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アコーディオンのジュンコさんはユニークな生業をお持ちのようで、その豊富な経験から確かな音を出され、コーラスも見事でした。2nd Stage はアイリッシュということでしたが、リアル・アイリッシュはやや少なく、エディ・リーダー(元フェアグラウンド・アトラクション)の曲がいくつか演奏されました。たぶんこれからアイリッシュの曲も増やしていこうとされているんだろうな、と想像されました。
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アンコールの一曲目がややアップテンポの曲で「水を得た魚」のような素晴らしい演奏でした。今回ややおとなしめの選曲が続く感じだったので、こういう曲を間にちりばめたら更によかった気がしました。結成間もないバンドのようだったので、半年後が楽しみな気がします。私も自分がやっているユニットでやってみたいと思っていた曲がたくさんあったので、参考にしたいと思いました。バンド名の "cnoc" はアイルランド語の「丘」という意味で、語感が可愛いから付けたそうですが、このバンドのゆったり穏やかな感じにぴったりの名だなと思ったことであったよ。


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1209 WITCH Last Live @ 神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

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学生時代から40年にわたって活動を続けてきた女性フォーク・デュオの "WITCH" が、今月で一旦解散するというので観に行ってきました。8時過ぎにお店に入ると、学生時代の同級生やご家族ご友人、さらにLost City 時代からの音楽仲間の方々などで満席状態でした。これなら3カ月おきに解散ライブをすればいいよ、という声も出るほどw
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当初は「おかゆ姫」という可愛らしい名前で元町にあった Lost City という Bluegrass のお店で演奏していたのをかすかに覚えていますが、ある時期から神戸ホンキートンクで毎月第二金曜日にやっていたようです。 "WITCH"(魔女)という名にしたのもその頃でしょうか。リンダ・ロンシュタットが"WITCHY WOMAN" と呼ばれていましたが、今風に言うと「美魔女」というところでしょうか。この二年は私も同じ日に壱服庵で演奏していたので、一度ぐらいしかライブを観ることはできませんでした。近頃は御大ことMdのH井君がバックアップメンバーになって、実質3人でやっていました。
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この夜はラストステージということで、3ステージたっぷり演奏してくれました。PP&Mの曲を中心に懐かしいアメリカン・モダンフォークの名曲を彼女たちのアレンジで聴くことができました。途中からはお客さんで来られていた名フィドラーのMORISHIGE さんが珍しくもヴィオラを弾いてくださって、お得感満載でした。私も目の前でH井君が Jet Plane のコーラスを歌うので一緒に歌ったりして、せっかくの演奏を壊してしまい申し訳なかったですな。
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ここから後はこのライブにかこつけた私の勝手な妄想ですのであしからず。
40年も一つのバンドを続けるというのは大変なことで、特に仕事や家庭がありながら月一度のライブをこなすのはしんどいことです。忙しいときは毎回同じ曲を演奏していた時期もあったと話されてましたが、身につまされて聞いていました。そういう時期があるとどうしてもマンネリになったり、だからといって新たな試みをするのも大変で…、といった負のスパイラルに陥ってしまいがちです。それを乗り越えてやってきたのはすごいなあと思う次第(勝手な妄想ですからね)。

また、60年代~70年代にかけて日本でもフォーク・ブームがあったのですが、その後ニュー・ミュージックに名を変えたりしていつの間にかフォークというジャンルそのものが過去のものと看做されるようになってしまったりします。本家アメリカではトラディショナルなものが確固としてあり、その上にコンテンポラリーなものが乗っかって続いていっている状況なのだろうと思うと、そのあたりの難しさが常に付きまとう気がします。Bluegrass は演奏スタイルを主に指すので、ソースはフォークありトラッドやロック・ブルースも全て取り込めたりするんだけどね。自分もソロでやってみると自分は何のジャンルをやってるんだろう?と自問自答してしまうところがあって…。

ライブレポートのはずがとんだ飛躍妄想になってしまいました。彼女たちもそれぞれ別のバンドでの活動もあるようなので、そういった活動のかたわら3ヶ月とは言わないけど、間をおいて時々リ・ユニオンすればいいんじゃないかな、と大きなお世話(むしろ自分への言葉)を思いながら店を後にしたのであったよ。
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mp3はFBにどなたかがアップしていたものをいただきました。




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1126 中村まり & 高田漣@京都拾得 [ライブ鑑賞]

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ルーツ・ミュージック系のシンガー・ソングライターの中村まりさんは、去年の一月にドラマ10の『全力離婚相談』の主題歌 "THE CUCKOO BIRD" を歌っていたので知りました(「ドラマ10あれこれ」参照)。その後、その歌が入っている Lonesome Strings & MARI NAKAMURA のCDを買って聴いていて、いつか近くでライブがあったら行きたいと思っていたところ、京都の「拾得」に来演するというので行ってきました。
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「拾得」に行くのは "Jim Kweskin & Samoa Wilson" を観に言って以来一年半ぶり。今回はあの高田渡の息子である高田漣さんとのコラボということで、それも楽しみでした。
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今回は関西のライヴ・イヴェント“音楽感謝”さんの15周年記念の特別イヴェントの一環のライブだったようで、ピアノの弾き語りの中村佳穂、イノトモ with 塚本功(Guitar)、中村まり & 高田漣の順でライブが行われました。 佳穂さんの「バスの中での譲り合い」などのユニークな曲や、イノトモデュオのジャジーな演奏(塚本さんのギター・プレイが圧巻でした)も素晴らしかったので、またyoutubeなどで聴いてみたいと思いました。

さて、中村まりさんですが、14歳から約4年間をアメリカのオハイオ州シンシナティで過ごしたとのことで、「アメリカン・フォークやカントリー・ブルースなどに影響を受けたオリジナル曲はすべて英語詞」だそうです(wiki)。ほとんどネイティブの発音で、自作曲やカヴァー曲をややハイトーンのブルージーな声で情感豊かに歌ってくれました。印象に残っているのは、グラム・パーソンズの "SIN CITY" をソロで歌ったもの。これはコーラスのものしか聴いていなかったので、新鮮でした。あとディランの "TO RAMONA" という彼女にとって思い入れの強い曲とか、ミシシッピ・ジョンハートの曲などいくつかありましたが曲名を思い出せなくて残念。こっそり録音しておけばよかったかな(笑)。
そこでyoutubeから2曲あげておきます。
The Cuckoo Bird
https://www.youtube.com/watch?v=U4t0w03psVc
中村まり「Night Owls」
https://www.youtube.com/watch?v=9kjJFw_0pmw
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彼女の歌声に高田漣さんのスライドギター・ドブロがからんで、それは素敵なアンサンブルが生まれていました。ボーカルの身としては一家に一台漣さんがあればなあ、と思ったことだよ(笑)。スティールやエレクトリックギターも弾かれるそうで、多くのミュージシャンからひっぱりだこなのもうなずける演奏でした。最近父である高田渡さんのカヴァーアルバムも出されたようで、親父さんよりやや低めの暖かい声で、まったりと癒される演奏でした。
youtubeではあまり歌声がなかったけど、二つほど。
27 03 03(高田渡 高田漣)「銭がなけりゃ」
https://www.youtube.com/watch?v=5Q1XeVJp3jQ
特集「高田漣。父、高田渡を語る、唄う。」 本編only
https://www.youtube.com/watch?v=AHDQURi14_k

最後に出演者全員で "AMAZING GRACE" を歌ってお開きとなりました。外はかなり雨が降っていましたが、お店の方が置き忘れの傘の一掃セール?ということで、傘を渡してくれたので、濡れずに帰ることができました。最後まで優しさにあふれるライブでした。
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1115鑑賞「寺本幸一&フレンズ」@神戸シルクロード [ライブ鑑賞]

SUPER MOON ならぬ SUPER SESSION
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この日は夕方からギタリストとはじめてのセッションをする予定だったのがポシャり、落胆していた。4時ごろふとFBで標記のライブの告知を見つけ、「火曜日なのに」と思いながらふとメンバーを見ると、すごいメンバーがクレジットされているではないか。これは行かずばなるまい、と急遽お家ご飯をキャンセルして出かけることにした。
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通常スティールとエレキが入っているこのバンドが、この日はフィドルとアコースティック・ギター(しかもレジェンド)という編成なので驚き、そして興味を持ったのであった。お財布にやさしい設定ということももちろんあったけど。よーく聞くと、近々あるライブの練習がてら、ついでにライブにしてしまおうという、半分「公開練習」のようなものだったらしい。「公開練習」?最近どこかで見たような。当ブログのブログ内検索をしてみると分かる(笑)。
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というわけで、ステージは旧知のお客さんたちの前でフレンドリーに(ラフにともいう)始まった。バンマスは昔神戸ホンキートンクのマスターをしていたときにお世話になった方で、HOBO という源氏名?を無理やりつけてくれた張本人でもあった。彼と女性ボーカルの UOTOME さんのユニットにレジェンドたちがバックをつけるという、自分がその立場だったらちびりそうな構成であるが、ご本人はいたってリラックスしてステージに臨んでいらっしゃった。やはり学生の頃からの音楽仲間っていうのはすごい絆だね。お二人のレジェンドがバックアップに徹していらっしゃったのにも、逆に感動を覚えさえしたことだよ。
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LEGENDS
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途中で一日遅れの SUPER MOON (十六夜の月)が見えるというので、外に出て撮ってみた。今回は68年ぶりだというが、以前見た SUPER MOON とそれほど大きさが違うわけでもないようだ。季節の自然の話題の一つだな、とも思うが、下ばかり向いて暮らしていないで、たまには上の方・遠くの方を望むのもよいことだとも思った。
元町のシルクロードの空に輝く SUPER MOON
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第二部の途中でゲストタイムになり、私も SILVER WINGS と、初めて歌う「知りたくないの」をバンマスと一緒にカラオケ気分で歌わせていただいた。録音はしたけど「アップはまかりならぬ」というお達しなので、こっそり一人で楽しむことにしよう。この日ベースを弾いておられたA見さんから「以前ポロドッグで一緒に演ってましたよね」と声を掛けられ、びっくり。あの頃、メンバーの誰かが別のメンバーを呼んでくる、という具合だったので、記憶が不確かなことが多いのだけど、そのような関係しか作ってこなかった自分を情けなくも思う一方で、この夜のメンバーたちの絆をうらやましくも思うのであったよ。
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1103ナターシャ・デイ@Abilene (神崎川) [ライブ鑑賞]

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文化の日の午後、 Abilene で開催されたナターシャ・デイに行ってきました。ナターシャ・セブンの音楽を愛する人たちがたくさんいて、石橋時代の Abilene や今は無きオッピドムなどでナターシャを歌う集まりがあったのは知っていましたが、彼らの歌をそれほどたくさん知っているわけでもないので、なんとなく敷居が高い感じでした。この日は午後2時からというので行きやすかったかもしれないですね。例によって直前まで「いこかいくまいか」状態ではありましたがw
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2時過ぎにドアを開けるともう店内は満杯状態で、ハウスバンドが演奏を始めたところでした。知ってる顔も何人かおられて、「珍しいな」と言われつつも、店内に貼ってあるエントリー表に名前を書いていただきました。「番手は何時ごろになるかな」と聞くと「4時半ごろかな」という答え。表にはずらりと名前が書き込まれてありました。曲名を言って歌い始めると、ハウスバンドの方々や参加された方々がバックを付け、コーラスを付けるという具合でした。ブルーグラス・ジャムと似ているけど、こちらは歌がメインというのが違いかな。
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以前ホンキーで、ナターシャの曲をやるバンドにトラで参加した時10曲ほど練習したくらいなので、かぶるだろうな、と危ぶんでいると「かぶっていいんだよ」と常連の方々の声。案の定番手が来るころはほとんど出尽くしていましたが、唯一かぶらなかった「別れの恋歌2」と「ヘイ・ヘイ・ヘイ」そして苦し紛れに友部正人さんの訳詩で「アイ・シャル・ビー・リリースト」を歌わせていただきました。「ヘイ・ヘイ・ヘイ」のリフレーンは満場のお客さんが唱和して下さって気持ちよかったです。6時半まで延長してやっと終わりましたが、ナターシャのメンバーだった坂庭省悟さんの弟でいらっしゃる寛悟さんの生歌を初めて聴くこともでき、お得な会でした。
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私がナターシャ・セブンを知ったのは72年に大学に入ってブルー・グラスのサークルに入ってからで、当時の同級生から教えてもらったと記憶しています。同級生たちは高校生の頃から知っていたようで、当時ナターシャを聴いてブルーグラスを始めた人は多かったのではないでしょうか。80年代初めにかけて全国の大学(やや大げさ)にブルーグラス・サークルが生まれた背景において、このバンドの果たした功績は多大だったのだな、と今更ながらに思ったことだよ。
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この日も彼らの「107 SONG BOOK」を持って来ていらっしゃった方も何人かおられて、10曲しか知らない私はやはりここのメンバーには役不足と思い知ったのですが、後でいろいろ調べてみると、私の知っているカーター・ファミリーやブルーグラスにとどまらず、日本や世界の民謡からモダン・フォークまで幅広い民衆の唄々を咀嚼して彼らのものにしていると分かり、改めて素晴らしい取り組みだったのだと思いました。日本ではややもすると一過性のブームで終わってしまうことが多いのは、フォーク・ブームに限らないのですが、トラディショナルの歌のように常に多くの人々に歌い継がれる歌にこれらの唄々がなればいいなあ、と思いました。


ビッグ・アーティスト・ベスト・コレクション


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1006 BLUEGRASS TIME SERVICE @ アビリーン(神崎川) [ライブ鑑賞]

BLUEGRASS TIME SERVICE
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BLUEGRASS TIME SERVICE というバンドが、アビリーンで「公開練習」をやるという告知がFBであったので覗いてきました。どうしても夜は出不精になるので、その解消というのもありました。「公開練習」というのが面白いなと思ったのですが、要するにお客さんとして入って、バンドの練習をするけど、他のお客さんにも聴いてもらう、というコンセプトのようです。聴く側からするとノー・チャージでライブが観られるということで、ある種のお得感があるのかな。難点は同じ曲を何回か演奏することがある、ということでしょうかね(笑)。

このバンドは、ずっと昔大阪のお初天神にあるバーボン・ハウス「フェニックス Bird」で、私のやっていたバンドが辞めたあとに入られたバンドということで、以来長くやっておられたのではないかと思います。初期の頃のメンバーであったMdのT島さんが今はやってないので、どうしたのかなと尋ねると、現在体調を崩されているとのことでした。ほぼ同じメンバーで30年以上も続けるというのはすごいことだな、と思いました。もっとも、今回宝塚での連休中のイヴェントに出演するために1年半ぶりに集まったということのようですが。
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各メンバーとも、この二年の間にジャム会などでお会いしていたのですが、バンドとして観るのは本当に久しぶりで懐かしい感じがしました。特にジャム会のときはバックアップに徹しているGt のDAIZOさんのギター・プレイがたっぷり聴けてよかったです。BjのY内さんも酔っ払ってましたがいい味を出していました。またBsのS上さんもユーモラスなフレーズを連発してましたねw


私も、幕間にでしゃばって何曲か歌わせていただきましたが、久々でしかもバンドの方々を前にして、声と手がふるえてしまいましたわい。私も連休中に六甲山のフェスに出るのに、心もとないことこの上なし。
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あと、バンドと一緒に来られていたN村さんの日本語ブルーグラスや、
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女性ボーカルT中さんの歌も聴くことができ、お得感満載の夜でした。
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ジャム会もあちこちでやっているけど、ちょっと増えすぎている感もありますね。今回のような試みはまた違ったアプローチで面白いと思いました。そういえば6月に大矢さんと二人でアビリーンで練習しましたが、あれも告知しなかったけど(半)公開練習のようなものでしたな(笑)。また自分も平日の夜練習がてらお邪魔させてもらおうと思ったことだよ。

SET LIST

I Wonder How the Old Folks
Peach Pickin' Time in Georgia
Dark Hollow
Love Me Darlin' Just Tonight
Will the Circle Be Unbroken
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0917馬頭琴 TRIO @ アビリーン(神崎川) [ライブ鑑賞]

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「馬頭琴、ピアノ、打楽器による南モンゴル草原の調べ」という題のライブがあるというので行ってみた。ホーミーというモンゴル独特の発声法による歌い方があるのは、以前TVでチラ見して知ってはいたが、生で聴くのは初めてだった。もちろん馬頭琴の演奏も。モンゴルといえば、高校生の頃読んだ井上靖の『蒼き狼』(チンギス汗の物語)の印象が強い。日本人の魂の故郷という感じもかなりある気がする。

この楽団はバンド名は特になくて、メンバーは福井則之(馬頭琴・ホーミー)、北野隆太(パーカッション)、SAYAKA YAMADA(キーボード)のトリオ編成だった。
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福井さんは大学4年生の時にモンゴル国の伝統音楽の生演奏を聴き感動を覚え独学でホ-ミ-と馬頭琴を始めた、と京都の民族楽器店「コイズミ」(彼が講師を務めている)のHPにあった。弦も弓も馬の毛で作られているらしく、2弦であるが、それぞれの弦が音程の異なる二本の弦で出来ているらしい。チェロのように構えて弾くが、弦は浮いていて、そのまま上からおさえたり、爪で下からおさえたり、と複雑な奏法であった。

モンゴル本国と中国の内モンゴル自治区ではキーが違っていて、本国の方がやや低いとのことであった。ゲルの中で演奏しているから音がやや小さいとも言っておられたが、よく分からない。曲調はマイナーな曲が多く、ピアノと合わせている時はより西洋音楽に近く、ソロあるいはパーカッションだけと合わせるときは、アメリカのルーツ音楽のMountain Minor に近い感じがした。どこの国の音楽も伝承音楽が西洋音楽にアダプトしていく過程は似ているのかもしれない。
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どこか二胡を想わせる曲や中国の歌曲(蘇州夜曲のような?)、馬が疾走する様を表した曲、ブルーグラスの ORANGE BLOSSOM SPECIAL に似た列車の曲などバリエーションも多く、飽きさせることがなかった。
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mp3で録音させてもらったが、未だ未整理で曲名も覚束ないので、とりあえずYOUTUBE で見つけた彼の演奏を少し上げておく。
叙事曲
https://www.youtube.com/watch?v=alSlQhidC-w
nadamu, the Champoin of Horse Match
https://www.youtube.com/watch?v=C9WmD1kfG08
「京都馬頭琴楽団 厩」の演奏の一コマ。曲名「夢中的額吉」。
https://www.youtube.com/watch?v=VoO0zokHzcU

思えば、戦後の日本には多くの外国の音楽が流入し、流行してきた。ジャズ・カントリー・ブルース・ブルーグラスといったアメリカの音楽だけでなく、シャンソン・カンツォーネ・ラテン音楽・ロシア民謡 etc. と様々な音楽を自分たちのものにしていったのは凄いことだ。今、モンゴル音楽などが新たに入ってくると若干違和感を感じたり、敬遠したりする傾向もあるかもしれないが、音楽に限らずジャンルにこだわらないで様々な文物を取り入れたように、モンゴル音楽も傾聴する機会をもっと持ってもいいのではないかと思ったことだよ。
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鑑賞 " タッキー・ソロ "@壱服庵  [ライブ鑑賞]

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信州から帰った疲れもまだ取れないでいた金曜日、壱服庵の庵主タッキーさんのソロステージがあるというので、観に行ってきました。今までブルーグラス編成のバンド・ブルースギターのトシキさんとのデュオと観てきましたが、ソロは初めてだったので楽しみでした。

お店に行くと、タッキーさんが一緒に活動されているハワイアン・バンドのメンバーY根さん(御年なんと86才と聞いてびっくり)が来られていて、戦後すぐの時代の音楽活動の貴重なお話が聞けてよかったです。当時進駐軍のパーティにバンドで呼ばれると、一晩で自分たちの3ヶ月の給料分のギャラがもらえて、「これじゃ戦争に負けるわけだ」と思ったとおっしゃってました。
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さて演奏の方ですが、お店の階段に張ってあるように、彼の大好きな70年代のミュージシャンたち、ジョン・ポール・ジョージやエリック・クラプトンの曲を中心に幅広い選曲で楽しませていただきました。ジョージとエリックの友情の話やミックの艶聞の話など初めて聞く裏話も興味深いものでした。

ギターだけでなく、ピアノも弾かれるのにびっくりしましたが、やはりピアノの弾き語りは伴奏とメロディが常に同時に弾けるのがいいなあ、と思いました。 " Wonderful Tonight " と " Desperado " どちらも素晴らしかったです。ギターの弾き語りでは、ブルース系の曲や、The Band の " The Weight " などが特に印象に残りました。
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私もこちらでソロでやらせてもらってもう2年近くになりますが、なかなかうまくいかないことが多く、この日も色々アドバイスされたことを反芻しながら聴いていました。それが次の自分のステージで少しでも反映されたらいいんだけど、と思いながら店を後にしたのであったよ。

P.S. 本日ブログのアクセス数が130000に到達しました。いつもお読みいただき有難うございます。ちなみにこれを書いている今(23時過ぎ)、一日のアクセスが1000を超えているのに気付き、びっくり。今回はお隣の国からのアクセスではないと思うんだけど(笑)。

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鑑賞「大矢貞男TRIO」 @Jazz Bar " YAKATA DE VOCE " (大阪難波) [ライブ鑑賞]

Sadao Ohya Jazzviolin Trio
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40年近く前、大阪豊中の「チャーリー・ブラウン」というお店で演奏するために結成されたバンドで、大矢さんと出会いました。店をクビになってそのままバンドは消滅して、以来彼とも会うことがないまま時が過ぎてしまいました。就職した頃と重なっていたのかな。その後彼はプロのバイオリニストとして大阪・そして東京で活躍されているらしいと風の便りで聞いていましたが、FBのおかげで再び知り合うことができ、難波でライブをやっているというので行ってきました。

難波の辺りは遠い気がしてなかなか行けずにいたのですが、重い腰を上げてみると、今阪神で難波まで直接行けるんですな。これからもっと電車で動こうと思ったことであったよ。
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お店はディープな大阪、難波千日前法善寺横丁こいさん通りにあり、小さなビルの4階(3階まで螺旋階段でそこから中に入り更に階段を上がる)にあります。
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他の階もジャズやブルースのBarがある面白いビルですが、大矢さんがやっていると知らなかったら入らなかっただろうな(笑)。お店は全部で15席ぐらいの細長い店で、入ると大矢さんとギターの二人だけいて打ち合わせ中でしたが、私を見て一瞬のタイムラグはあったけど判ったようでした。FBのやりとりがなかったら、見知らぬ変なおっちゃんでしかなかったのだろうな(笑)。
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このバンドの構成は「バイオリン大矢貞男・ギター古池明・ベース橋本洋祐」のトリオで、事前に曲を大体決めておいて、当日ライブの前にちょっと打ち合わせをしただけで、演奏を始めるというもの。楽譜以外にスマホでチェックしているのが今風だなあ、と思いました。全ての曲で全ての楽器がソロをとるので、特にベースの人はまだ二十代なのにすごいね。スタンダード中心でゆったりとした演奏を楽しませてもらいました。
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Sadao Ohya Jazzviolin Trio / Oh, Lady Be Good !(6月3日の演奏)
https://www.youtube.com/watch?v=XV1q32Bv37g

お前も一曲歌えと言われて、「ブルーリッジ~」という訳にもいかないので、「嘘は罪(It's A Sin To Tell A Lie )をと言うと、若いお二人は知らなかったようで、スマホで調べてキー:Cでやることになりました。その時の演奏がこれ。

ジャズのリズムに合わせるのがやや難しく、前のめりになりながら歌ってしまいましたが、生演奏のカラオケで歌えて楽しかったです。この録音は家宝にしようw

また一緒に演奏できる機会がもてたらいいなあ、と思いながら店を後にしましたが、なにしろ敵はプロだからなあ、と妙にひるんでしまう私であったことだよww
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大矢貞男のジャズバイオリン教室
http://www.unison.ne.jp/jazz/

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Fare Thee Well " Oppidom " @ 東淀川 [ライブ鑑賞]

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2月いっぱいで十年余り続いた東淀川のライブハウス " Oppidom " が店を閉じるということで、店主オッピーのバンド「ブルーグラス有識者会議[泣き笑いライブ]」というのを観に行った。店主は大学の2年先輩で、サークルのかたわら神戸元町の老舗ブルーグラススポット「ロストシティ」のハウスバンドとして活躍し、アルバム自主制作・渡米を経て解散。その後就職されてからも大阪・東京を拠点として活躍されていたようだ。
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10年前会社を早期退職して店をやると聞いたときはビックリポンだった。いくつかのブルーグラスの店ができてはつぶれていたのを見てきたので、「大丈夫かいな」とも思った。東淀川という辺ぴな(失礼!)ところでお客さん来るんかいな、とも思っていたが、10年続けてこられた今振り返ると、新大阪の隣という設定は地域というよりはむしろ、東京や北陸・九州からの来店を見越した慧眼であったといえるのかもしれない。実際全国から名だたるバンドが来演してきたのだから。
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その一方で「横町ライブ」などを開催し、音楽とはあまり縁のなかった人たちに楽器を弾き、歌うことの楽しさを広めたり、日本語Grassというかつて高石ともやがやっていたことを受け継ぎ、ブルーグラスを知らない人たちにその楽しさを教えたりして、いわば地域密着型のお店としても頑張ってこられたのだと思う。そんなに努力されても10年にもわたって店を維持していくのは大変だったろうと思う。去年の春先にずっとお店を裏で支えてくださっていた「お母さん(学生の頃の下宿のおばちゃんだったという)」が亡くなられたのも大きかったのではないかと思うが、それを聞いてどうする、という気もする。
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さて、この夜のバンドは以前芦屋に来演したとき(2015-04-29)観たのだが、以前のオッピのバンドがプログレッシブ・ブルーグラスだったのに較べて、日本語グラスあり、昭和浪漫歌謡あり(もちろん正調ブルーグラスもあり)のマルチバンドであった。10年間お店を続けたならではのオッピの新境地といえるだろうが、メンバーの「個性」を尊重した結果ともいえるようだ。PEACH PICKIN' TIME IN GEORGIA と YOU AIN'T GOIN' NOWHERE の替え歌が特に面白かった。お店はなくなってもこのバンドはなくならないようなので、また観ることが出来そうだ。途中でオッピさんのご家族総出演というのもあり、こちらはこの夜限りのスペシャルだったね。
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最後にこの夜の白眉の演奏を。その " The Wayfaring Stranger " という曲は19世紀の頃からアメリカで歌い継がれているゴスペル(スピリチュアル)で邦題は「さすらいの旅人」とか「さすらいの異邦人」とかついていたかな。前回芦屋で聴いたときはソロで歌っていたと思うが、この夜は立派な三声のコーラスもついて重厚な曲に仕上がっていた。mp3であげておく。

10年も「定住」してお店を守ってこられたオッピさん本当にお疲れ様。でもこれで山奥に引っ込んでしまうなんてことは絶対なさそうなので、世界中を「さまよい歩い」てこれからも素晴らしい音楽を聴かせて欲しいと切に思いながら、直らない風邪に咳き込みつつ店を後にした。

Fare Thee Well " Oppidom ", but see you again Oppi Imatomi !

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鑑賞 ANN SALLY @兵庫県立芸術文化センター(西宮) [ライブ鑑賞]

ANN SALLY
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ANN SALLY の『Brand-New Orleans tour 2015』と題したコンサートに行ってきた。FBで紹介されていたのだが、初め「神戸女学院小ホール」とというのだけを見ていて、大学のチャペルみたいなところで演るコンサートかな、と思っていたら、西宮北口にある「兵庫県立芸術文化センター」というところだったのでびっくり。「北口」は時々ガーデンズに立ち寄ったりはしていたが、駅の辺りをウロウロすることはほとんどなかったので、ほとんど梅田の繁華街を初めて訪れたおのぼりさん状態であった。私にとっての「北口」とは、駅の西口や南口の前に居酒屋が何軒かある30年前の小さな駅でしかないw
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”Brand-New Orleans ” というアルバムはだいぶ前に出てた気がするので調べると、2005年だった。その10th Anniversary ということらしいのだが、今回 New Orleans から Richard Moten: bass, Gerald French : drums, Wendell Brunious : trumpet という方々が来演するのでくっつけたということらしい。B席で後ろから観る席というので、雰囲気が味わえるだけでいいかと思っていたのだが、ホールはすり鉢状の底が丸いステージという構造で、音はともかく意外とミュージシャンに近く、ちょっと得した気分。
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私が彼女の歌を聴いたのは、たぶん " NATURAL WOMAN " というオムニバス・アルバムでノラ・ジョーンズなんかと並んで、ニール・ヤングの " Only Love Can Break Your Heart " を歌っているのを聴いたのが最初だったと思う。音源は残っているのだがいつ出されたものなのか分からない。この曲が入っている " moon dance " というアルバムが03年なのでそのちょっと後ぐらいかな。ネイティブに負けない発音とのびやかで情感あふれる歌声がすばらしかった。
この夜のセットにはなかったがyoutubeから一曲。
Smile/Ann Sally
https://www.youtube.com/watch?v=Z6luw-TYsUU
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この夜のステージは”Brand-New Orleans ” から5曲と、あと日本・韓国の古い民謡などを交え、それらに通底する「歌の心」を伝えようとしているのかな、と思った。生の彼女の声は更にのびやかで、" NATURAL WOMAN " というのがぴったりだった。New Orleansからの来演者たちの演奏・歌ともすばらしく、特にRichard Motenさんの自在なベース・プレイが印象に残った。びっくりポンだったのは2nd set のはじめの曲。youtubeに原曲があったので下にあげておくが、聴いてのお楽しみw
This music is very famous in Japan Osaka.
Somebody Stole My Gal - Pee Wee Hunt
https://www.youtube.com/watch?v=rNRhHvteJIs

会場には「壱服庵」でも歌っていらっしゃる " NATURAL WOMAN " たちも聴きに来られていて、女子医大の女医さんのお仕事と音楽の二足のわらじで頑張っていらっしゃるアンさんの歌声や生き方に、きっと感銘をうけていらっしゃったのではないか(もちろん私もだけど)などと勝手に想像しながら、クリスマスイルミネーションにいろどられた夕刻の北口を後にしたのであったよ。
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鑑賞「オッピー&アンドレ」LAST LIVE ! @OPPIDOM [ライブ鑑賞]

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「オッピー&アンドレ」のラスト・ライブだというので行ってきました。10年続けてこられたお店もこの2月には閉じられるというので、寂しい限りです。普段不義理をしているのにラストだから行くのもなんだかなあ、とも思いましたが(この言葉が口癖の男優さんもこの間亡くなってしまわれましたね)、覗いてみるとちょうどいい塩梅のお客さんの入りだったので SLIP IN。
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前にこのユニットを観たのは去年の8月だったっけな、と思いながら1st Stage が始まりました。最初の曲は " House of the Rising Sun " 。速いワルツのリズムは初めてだったので新鮮でした。もっと遅い3拍子や4拍子、アニマルズのロックバージョンとか色々ある中でこだわりのアレンジと思いました。渾身のボーカルで始まった2曲目は、ブルーグラスでもよく演奏されている " Catfish John " という River Hobo の歌。
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あとはアメリカンミュージック、特に南部の歴史をたどりながら様々な曲を歌ってくれました。中でも私もレパートリーにしているいくつかの曲を演っていただきました。" Peach Pickn' Time in Georgia " " Me and Bobby Mcgee " " Miss the Mississippi and You " などの曲です。ジョン・デンバーの " Annie's Song " をDで歌われたのもびっくりぽん。これらはオッピーからアドバイスしてもらっていた曲なので、かぶっているというのもあったでしょうが、「こんな風に歌うんやで」と口伝してもらったような気分で聴きました。
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どれも素晴らしかった中でも私の Favorite Song は、かのレスター・フラットが歌っていた " Ten Miles From Natchez " という曲です。30年ぐらい前に宝塚のフェスでオッピーの歌で聴いて以来ずっと頭の中で響いていた曲でした。アメリカ南部を車で旅したとき、ミシシッピ川のほとりにある Natchez に偶然立ち寄ったときも「ここがイマトミさんの歌っていた Natchez か」と感慨に耽ったのを今でも覚えています。ドブロとの絡みが最も似合っている曲としてご本人も思い出深い曲なのではと思われます。ボイス・レコーダーで録ったものをあげてみます。

やはり、私にとってのオッピーは常に二年先を歩むブルーグラス・ボーカリストであり、これからもそうであって欲しいと強く思いました。10年続けたライブハウス店主にはひとまず区切りをつけるのもある意味致し方ないと思われますが(その大変さも判る気がするので)、なに彼のことだからしばらく休むと、ふつふつと音楽への情熱が再燃して、再び珠玉のボーカルを私たちに聴かせてくれるだろう、と思いながら店を後にしました。
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鑑賞 " Daddy Boys Club "(タッキー&トシキ)@壱服庵 [ライブ鑑賞]

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一年前からお世話になっている壱服庵の庵主が、毎月第3土曜日に演っているユニット「Daddy Boys Club(タッキー&トシキ)」のライブを観に行ってきました。いつもは自分のバンドのライブと重なって行けなかったのが、今月だけずれたので。
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庵主の滝本さんの演奏を初めて聴いたのは大学一年の時でした。甲南大のブルーグラス・バンド " LOUISVILLE RAMBLERS " でマンドリンを弾いていらっしゃいました。いかつい男たちの無骨な(失礼)演奏が多かった中で、紅一点のフィドラーを交えて、今でいうコンテンポラリーなサウンドだったのが、印象に残っています。ブルーグラスを始めてまもなくで、まだなじめない部分が多かった時に、一服の清涼剤のように染み込んできました。
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今でも覚えているのは、カーペンターズの " Top of the World " と C.G. の " This World's no Place to Live in " の2曲で、どちらもポップなアレンジで「こんなんやってみたいなあ」と思わせてくれるものでした。たった2・3度しか観てないのに、こう書いてみるとかなりその後の自分の傾向に影響を与えてくれていたのかも、と思いましたw
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さて、この夜の演奏ですが、タッキーさんがブルーグラス以前から(とは別に?)愛していたブリティッシュ&アメリカンの60・70年代のロックを次々と演奏してくれました。私も知っているジェイムス・テイラーやリビングストン・テイラー、クラプトンにエヴァリー・ブラザース…、とあの時代の音楽の持つ物語を、軽妙な語りとともに堪能しました。
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トシキさんは日本では高名なブルース・ギタリストの方だそうで、時々お店でお顔は拝見していたのですが、演奏を聴くのは初めてでした。どの曲もタッキーのギターの堅調なリズムに乗った素晴らしいギタープレイで、特にバッキングとスライドギターが素晴らしかったです。2・3曲メインで歌われたのですが、ソウルフルでこちらに訴えてくるものがありました。やっぱりブルースになると「水を得た魚」のように生き生きと見えるのは当然といえば当然ですな。
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お客さんの中にアトランタに長く住んでいらっしゃった方がいて、幕間にSMOKING AREAで色々お話を伺いました。土曜日だったらライブに行けるとおっしゃったので、神戸ホンキートンクで次の土曜日に演ります、と伝えておきましたが来てくれるかな?彼から仕入れたアメリカン・ジョークを一つ。
「彼はFK家さんとおっしゃるのですが、アメリカ(特に銀行)では、人前で彼の名を呼びたがらないそうです。なぜでしょう。」答えは私のライブでお教えしますよw
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P.S. 本日アクセス数が70000に到達しました。今回の10000は45日と最速でした。
有難うございます。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。

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