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映画「バンクーバーの朝日」@ハーバーランド [映画]

映画「バンクーバーの朝日」
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先週末に突然依頼があって、月曜日から Parttime job をしている。3月半ばまでということで引き受けたが、考える間もなく頼むと言われるとつい「承りはべり」と答えてしまうのは、小説「舞姫」の主人公太田豊太郎の頃から変わらない、日本人の弱点であろうか ww

9ヶ月もプーをしていると、果たして自分が使い物になるのかしらん、という危惧もかなりあるが、まあ引き受けたからには目をつぶってでも2ヶ月やるしかあるまいのう(泣)。今日は昼前から時間ができる日なので、行こうと思いながら行けてなかった正月映画を見ることにした。映画「バンクーバーの朝日」は12月半ばからの上映なのでまだ多くの映画館でやっているが、さすがに日に2・3本になっていた。時間を調べてちょっと前に行って駐車場が太っ腹になったハーバーランドのOSシネマズに行くことにした。シニア一人なのに5時間の無料券がもらえた。リピーターになってしまいそうww
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バンクーバー朝日(Vancouver Asahi)は、「1914年から1941年まで、カナダ・バンクーバーで活動していた、日系カナダ移民の二世を中心とした野球チーム」で実在していたようだ。当時ハワイやブラジル・アメリカ西海岸に、一攫千金を夢見て多くの日本人労働者が渡っていったが、実情は低賃金で酷使され、またアジア人として差別されてきたようだ。高村光太郎のような留学者でも蔑視を受けていたことが彼の詩から窺える(「象の銀行」※)。そんな中でもともと日系二世若者の教育のためだったようだが、彼らを中心とした『バンクーバー朝日』が結成された。
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初めは圧倒的な体力の差で連戦連敗だったのが、バントやエンドランを駆使した(いまでいう small Baseball のはしりやね)戦法で勝利を重ね、日系人だけでなくカナダの人々にも愛されるチームになっていく、というストーリーである。それも41年の日米開戦を境に日系人は強制収容所(カナダにもあったんだ!!)に収容され、チームも消滅してしまう。唯一の救いは2003年、バンクーバー朝日が当時の功績を再評価され、カナダ野球殿堂入りしたことだろうか。
豪華な女優
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カナダにこんなチームがあったことは知らなかったので興味深く観ることができた。最後にひとつ、笑っちゃったのは、主人公レジー笠原(妻夫木聡)の妹役をしていた高畑充希が、出場停止でしょげていたチームを励ますために " Take Me Out to the Ball Game " を歌いだすところが、ドラマ「ごちそうさん」のパクりだなと思ったことであったよww

Baseball "Take Me Out to The Ball Game" (1908)
https://www.youtube.com/watch?v=q4-gsdLSSQ0

※「象の銀行」

セントラル・パアクの動物園のとぼけた象は、
みんなの投げてやる銅貨(コツパア)や白銅(ニツケル)を、
並外れて大きな鼻づらでうまく拾つては、
上の方にある象の銀行(エレフアンツバンク)にちゃりんと入れる。

時時赤い眼を動かしては鼻をつき出し、
「彼等」のいふこのジヤップに白銅を呉れといふ。
象がさういふ。
さう言はれるのが嬉しくて白銅を又投げる。

印度産のとぼけた象、
日本産の寂しい青年。
群集なる「彼等」は見るがいい、
どうしてこんなに二人の仲が好過ぎるかを。

夕日を浴びてセントラル・パアクを歩いて来ると、
ナイル河から来たオベリスクが俺を見る。
ああ、憤る者が此処にもゐる。
天井裏の部屋に帰って「彼等」のジヤップは血に鞭うつのだ。

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