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映画『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』@神戸シネリーブル [映画]

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この伝記映画の主人公である「エミリ・ディキンスン」のことは寡聞にして知らなかったが、何人かの知人がいい映画だと言うので観ることにした。19世紀のアメリカのニューイングランドの小さな町アマストで育ち、生涯家族の住む屋敷から出ることなく、ひたすら詩作に打ち込んだエミリの詩は、生前わずか10編しか発表されなかったが、彼女の部屋に遺された1800篇の詩作は死後親族や研究者たちによって発表され、20世紀になって正当な評価を受けることになったという。
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彼女の暮らしたアマストにはかの新島襄や内村鑑三も留学した「アマースト大学」があり、彼女の祖父が創設に関わったとも言われている。撮影には彼女の住んでいたお屋敷も使われたらしい。先日行った「明治村」にも似たようなお屋敷があったなあ。また、映画の中では南北戦争のゲティスバーグでのリンカーンの演説が話題になっていて(リンカーンの演説は短かったとだけ紹介されていたのが面白かった)、そういう奴隷制度廃止への流れの中で、比較的リベラルな空気の家庭で育ったことがうかがえる。ただ、その中でも突出した思想を持ってしまった彼女は、周囲の人々とも考え方が合わないことが多く、しばしば辛辣で皮肉たっぷりの言葉を投げつけ、周囲を傷つけてしまうことが多かった(なんか自分のことを言われてるみたい)。
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大きく価値観が変わろうとする時代の流れの中にあって、好きな人(妻帯者であったようだが)との結婚もかなわず、部屋にこもって自分の天職と感じた詩作にひたすら没頭するしかなかったのかもしれない。彼女に負けないくらいの毒舌家で親友のヴライリング・バッファムが、結局自分を殺して良家に嫁いだのと違って、あくまでも自分の理想とする考えを押し通そうとしたエミリーは、不器用な生き方しかできなかったのかもしれない。彼女の生涯については痛ましさばかりが目に付く映画であった。
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映画の中では彼女の詩20篇が紹介されているが、ストーリーと字幕を追う身としては、じっくり味わうことが出来るはずもなく、また時をあらためて彼女の詩も味わってみようと思ったことだよ。予告編の中でポール・サイモンも彼女の詩を称賛しているという言葉があって、少し調べてみた。S&Gの66年の名盤 "Parsley,Sage,Rosemary and Thyme" の中の "The Dangling Conversation" に "And you read your Emily Dickinson, And I my Robert Frost" という一節があり、ポールが彼女の詩集を愛読していたことがうかがえる。また、"For Emily, Whenever I May Find Her"(邦題:「エミリー、エミリー」)は彼女のことを歌っているのかな、と思ったが、直接的には語られてはいない。あるいは彼女の詩作に啓発されて作った詩なのかもしれない。
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少々脱線してしまったが、彼女の心の中あるいは詩作の内容と実際の生活ぶりとに乖離があるので映像化するのは難しかったのだろうと思われる。私のような貧弱な英語力だとやはり吹き替え版の方がよかったのかな、と思ったことだ。

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0916 「尼崎写心クラブ」写真展(アルカイック)&GRASS FLAVOR(神戸ホンキートンク) [ライブ鑑賞]

去年の秋この写真を見て思わず「猿壺の滝」に行ったことを思い出しました。
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台風のため名古屋旅を一日早めたので、土曜日のこの日二つのイヴェントに行くことが出来ました。午後から雨が降ってきましたが、写真展なら雨は関係ないので。尼崎のアルカイックはコンサートなど何度か行ったことはありましたが、2Fのギャラリーは初めて。駐車場から会場に向かう時、駐車場係のおっちゃんや、通りすがりのおばちゃんが、雨に濡れずに行く方法を丁寧に教えてくれて、尼崎の人々の人情を強く感じたことだよ。
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このクラブはブルーグラスの先輩であり、写真の師でもあるM永氏が、最近加入した写真の同好会だそうで、加入してすぐに展示会に出品されたということでした。この日は彼が会場に詰めているとのことでしたが、聞くと1時半ぐらいまでいたけど帰られたとのことでした。これも台風の影響だったかも。
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彼の作品は3点あって、いずれもかつてFBにアップされていたものでしたが、プリントアウトされ、額に入れられているものを見ると、更に立派に感じられました。他の方々の作品もそれぞれ素晴らしかったですが、「この写真を撮ったのはどこの場所?」ということが真っ先に気になるのは、やはり写真家というよりは旅人の目でしかみていないんだなあ、と思い知らされた次第。
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さて、一旦帰って夜にはブルーグラスバンド "GRASS FLAVOR" を観に神戸三宮へ。このバンドはかつて "LOST CITY CATS" でマンドリンを弾いておられたI沢氏がギターに持ち替えて参加しているバンドで、最近お知り合いになったフィドルのYokoさんもメンバーに入っておられます。奇しくも第3土曜日は我が "New Bohemians" が15年余りライブを していた日というのにも縁を感じました。
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我が先輩はリード・ボーカルを始めて3年とのことで、歌う喜びが前面に出た表情豊かな歌唱は説得力があり、何時もしかめっ面で歌っているわが身を反省させられました。尤も、かつて最も得意としていた "Rawhide" のコードを忘れていらっしゃったのにはたまげましたけど(笑)。またもう一人のギターのN古さんが、レスター・フラット(カーター・スタンレー?)よろしくサムピックで弾いていらっしゃったのにも目を見張りました。紅一点のYokoさんが歌っていらっしゃったのは、亡くなったハンク佐々木氏の名曲 "Tennessee Moon" だったのでちょっと涙が出ました。自分も歌ってみたいと思いました。
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遊びに来ていたフィドルのY田君もとび入りで"Orange ~"を弾いてくれました。
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演奏中お互いの音に耳を傾けながら、一つの音楽をつくりあげようという情熱とチームワークを感じ、羨ましく思いました。紅一点の彼女を除いて皆さん二つ三つ先輩であろうと思われましたが、ますますお元気で技を磨き(小噺も磨き?)、我々を導いて欲しいものだと思ったことだよ。

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0915 名古屋旅vol.3(明治村) [旅日記]

蒸気機関車SL12号。
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博物館「明治村」は、愛知県犬山市にある野外博物館である。中央道の小牧東ICからほど近く、近くに国宝「犬山城」もあって、こちらはかなり昔に行ったことがある。明治村も以前から立ち寄りたいと思ってはいたが、スキーの帰りとか長野方面の旅の帰りに、と思っても時間が折り合わず、いつも通り過ぎるだけになっていた。今回名古屋城とセットにしたのでようやく行けることになった。名古屋城から明治村までは地道でも1時間足らずで行ける。2時前には北ゲート前の駐車場に着いた。ナビは南ゲートを指示したのだが、奥にも駐車場有というのを見て行ってしまったのだ。でもJAF割引で入館料が半額になったのはうれしかったにゃあ。
北口ゲートを入って少し歩くとSLの駅・売店が(乗らなかったけど)。
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敷地面積が約100万m²もありかなり広いので、全部を歩き回るのは相当大変だ。事前にテーマを決めて、観る館を絞り込んでおいた方がよい、と後で思ったことだよ。ひととおり回ったが全部は紹介しきれないので、目に留まったものを順番に。
「旧帝国ホテル中央玄関」。フランク・ロイド・ライトの設計。芦屋の「ヨドコウ迎賓館」もそうだった。
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中には素敵な喫茶ルームが。
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「金沢監獄中央看守所・監房」。
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「金沢監獄正門」。
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「天童眼鏡橋」。山形県天童市、明治20年。「小那沙美島燈台」も横に。
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「聖ザビエル天主堂」。京都市三条、明治23年。
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ステンドグラスが美しい。
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「呉服座(重要文化財)」。大阪府池田市、明治25年。
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「蒸気機関車SL12号」。明治7年イギリスから輸入、新橋~横浜を運転したもの。
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「品川燈台(重要文化財)」。東京都港区品川、明治3年。
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「幸田露伴住宅『蝸牛庵』」。
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「名電1号形」。明治34年製造。
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「京都市電」明治28年~。
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「レンガ通り」。この辺りの建物はドラマのロケによく使われるそうだ。
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「ハイカラ衣装館」で仮装した女の子たち。
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ヘトヘトになりながら五丁目(北門)~一丁目(正門)まで歩いたらいつの間にか4時を過ぎていたので、最終の村内バスで五丁目に帰った。このバスは500円で乗り放題なので、もっと使い倒せばよかったと思ったことだよ。
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さて、5時過ぎに村を出て帰途に就いたが、今回は犬山市から木曽川の南岸沿いの県道183~182を走ってみたら、信号も少なくてすんなりR23バイパスに行けたので、これは使えるなと思った。この辺りの東西の道ではいつも苦労していたから。途中で隠岐の級友から「台風が近いのでもう帰るつもり」とメッセージがあったのは、残念であったが致し方ない。また会えるだろうと思いつつ地道中心で帰った。夕食を食べそびれていたが、8時を過ぎてからR21の米原辺りで中華料理屋を見つけて遅い夕食。12時前に家にたどり着いた。
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総走行距離480km。名古屋は意外と近いと思えた一泊旅であった。

<参考>
博物館「明治村」HP
http://www.meijimura.com/

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0915 名古屋旅vol.2(名古屋城) [旅日記]

尾張名古屋は城で持つ?!
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朝から北朝鮮のミサイル飛来のニュースで喧しい。アラートが鳴った直後には通過しているわけで、はるか太平洋上に着水した後で、ことさらに臨時番組を流すのも、いい加減食傷気味だ。早々にホテルを出て名古屋城に向かう。名古屋のモーニングも体験したくて周囲を見ながら走っていると、西区押切に「サクラ屋珈琲店」という看板が見えた。
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駐車場は10台ほどで古民家風のたたずまい。靴を脱いで上がる方式で、古い大きな靴入れがあったので、元は銭湯ではなかったかと推察される。堀炬燵式の席と座敷席があるのも普通の喫茶店とは違う。モーニングにはトースト・ヨーグルト・卵orポテサラになんと茶碗蒸しがつく。後はトッピングを追加できるので110円の小倉餡を付けた。しめて530円也の名古屋モーニングを堪能した。
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普段朝を食べないのでちょっと心配。今日は歩くぞと堅く決意して名古屋城に向かう。

「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」という民謡があるそうだが、関が原以後の西への備えとして徳川家康が「天下普請(西国大名を動員)」で造らせたのが名古屋城である。どおりで御三家の中でも突出して立派なお城ではある。先述した通り、名古屋には立ち寄ることもなかったのであまり興味も抱いていなかったが、やはり「ブラタモリ」でやっていたので興味も出てきていた。戦時の空襲で焼失し再建されたものだが、往時の規模は残っていた。
「正門」。
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「金の鯱鉾」と「必勝カヤの木」が正門横に。
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「西南隅櫓」と「天守閣」。
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本丸御殿が復元されていた。平成29年度中には完成予定ということで、ほぼ出来上がった御殿内を見学することが出来た。
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内部の意匠。豪華絢爛!
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いざ、天守閣へ。
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階段の内側は吹き抜けになっていて、最上階から覗くと足がすくむ。
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最上階から見た名古屋のダウンタウン。
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工夫をこらした展示があった。中にはこんな書店も。
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「金のシャチホコにまたがる」コーナーで写真を撮ってあげたら「撮りましょうか」と言ってもらえて。
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天守閣を出て周辺を散策する。
「石棺式石室」という本来松江市の「団原古墳」にあったものが、なぜかこちらにあった。
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石垣を造った藩の刻印が。
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加藤清正が組み上げたという「清正石」。
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こんな武将も。記念撮影に応じていた。
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しっかり観光してしまった。昼はやはり名物の「ひつまぶし」をと探して、市役所裏にある「鰻木屋」へ。「上ひつまぶし」を奮発したが、香ばしさと豊潤さがあり、美味であったことだよ。
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またまた食べすぎたので、午後も目いっぱい歩かなければ、と「明治村」を目指すのであった。


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0914 名古屋旅vol.1 (熱田神宮と名古屋駅西) [旅日記]

初めての NAGOYA ! (A*OMのメロディで♪)
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家人が娘とまた北欧に旅立ったので、自分も留守番をしながらもどこか近場に旅しようと思っていた。ところが週末に大型台風が来襲するということなので、予定を早めて木曜日に出発した。西はどうみても台風の影響が大なので、東へ行くことにする。といっても天候不順なので山へ行くというのもためらわれ、とりあえず今まで泊まったことのない名古屋に向かうことにした。

名古屋は通過したことはあるが、今まで泊まったことはなかった。岐阜とかはあるけど、どうしても通過点になるので、城好きの自分なのに「名古屋城」は行ったことがなかった。同じように「明治村」もスキーの帰りに近くを通りながら行かずじまいだった。この際落ち穂拾いのように今まで行けてなかった所を見てみようと思ったのだった。少し出遅れたので新名神経由で行った。途中で隠岐の旧友から「今大阪に来てるんだけど」というメッセージがあったが、今更引き返せない(笑)。土曜日には帰ってるからと返信して旅を続けた。

午後3時ごろ名古屋付近まで来たが、名古屋城を回る時間はなさそうなので、とりあえず「熱田神宮」を参拝することに。熱田神宮については、かの織田信長が桶狭間の戦いに出陣するとき戦勝祈願をした所、ぐらいの知識しかなかったが、日本武尊に由来する神社らしく、三種の神器の一つ「草薙の剣」がご神体として祀られているそうだ。最近は名古屋のパワースポットとして脚光を浴びているらしい。一度名古屋城近くまで行ってしまったので、南に引き返す。スキーでよく通る19号線と1号線が交差する地点に神宮はあった。そちらの方が感慨深いっておかしい?
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神域は広く、森の中を歩いているようだ。都会に森が少ないので宗教的な思いとは別に貴重な自然である。
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信長が造らせたという「信長塀」。
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ご神木にもなっている大楠。幹周:7. 70m、樹高:20m、樹齢:千年、弘法大師のお手植えと言われている。たまたまそこを覗いていたお嬢さんも一緒に。
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夕刻になりホテルに向かう。3時ごろの最安値でとったのだが、名古屋駅西口の近くの繁華街にあった。駅付近のビル群。
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おのぼりさんのように何枚も写真を撮る。名古屋は都会だにゃあ!

夕食をとるため街を歩いたが、西側は駅裏といっていいのか、割とごちゃごちゃしたイメージ。屋台風な店もいくつか出ていた。そんな中で選んだのが「居生」という炭火焼のお店。手羽先や土手煮など名古屋名物といわれるものがひと通りあった。メガビームハイという巨大なジムビームのハイボールが珍しくて頼んだ。
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8時ごろ思いついてホテルを検索したらさらに安くなっているのを発見。車をコインパーキングに入れて、飲みながらホテルを探すというのを思いついたが、車中泊の危険を伴うな、と思ったことだよ。



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舞台『チック』@兵庫県立芸術文化センター(西宮北口)

舞台『チック』
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演劇を生の舞台で観たことはほとんどなかった気がする。TVでやっているのはいくつか観ていると思うけど。やはり事前に情報を集めて、チケットを購入してというのが面倒くさいからだろうか。そういえば音楽のライブも事前に予約してというのはあまりない気がするなあ(笑)。今回ひょんなことから知人に薦められてこの舞台を観に行くことになったが、劇の内容は後述するとして、これからはこういったライブ(落語などの古典芸能も含めて)も観に行きたいなと思ったことだ。
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喫煙ルームには舞台のモニターが。
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『チック』は、ヴォルフガング・ヘルンドルフの児童文学『14歳、ぼくらの疾走:チックとマイク』をロベルト・コアルが戯曲化し、2011年にドイツで初演された作品らしい。なお原作を同じくするファティ・アキン監督の映画『50年後のボクたちは』が近々大阪・神戸で上映予定らしいが、偶然の符合だろうか。
映画『50年後のボクたちは』予告編

物語の舞台はドイツ。主人公のマイクは14歳の少年。不動産業で大儲けして若い女と浮気する父と、それが原因で酒びたりになっている母が毎日のように口げんかしていることに嫌気がさしている。学校でも目立たず、誰からも注目されないマイクは、憧れのタチアーナからも誕生日に呼んでもらえず悶々とした日々を送っている。そんな時ロシアからやってきた変な転校生チックと知り合う。夏休みにひょんなことから親戚の車を無断で借りて、ハンブルグに向かって不思議な旅をするという青春ロードムービー(演劇だが)と言っていいだろう。
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5人の演者で何役も演じるという、アクロバティックというか省エネというか、それを早替わりでやるのがすごかった。一つの回るステージで全ての場面をまかなったり、客席の最前列を使ってハンドルだけのドライブ場面を演じたり、ラジコン・カーを走らせて旅の移動をイメージさせたり、大がかりな舞台装置を使わずに、観客の想像力にゆだねるやり方はなかなか斬新であったことだよ(笑)。マイク役を篠山輝信、チック役を柄本時生というTVでもよく顔を見る役者さんが出ているのに、チケットがそれほどお高くなかったのにはそういう理由があったのかな、とも思う。
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物語の大半の流れはマイクのモノローグでつながれているため、長い台詞回しが多く、よく台詞を覚えられるなあと感心もしたが、そのあたりはやや朗読劇のようでもあった。一人で三役もこなしていたあめくみちこさんの「怪演」ぶりに、チック役の柄本さんが思わず吹き出す(演技?)場面もあったりと、演劇ならではのライブ感を感じることができた。十代の頃の悶々とした感じはもう遠い記憶になってしまったが、自分の中にも確かにあったそういう記憶を呼び覚ましてくれた、いいお芝居であった。あめくさんのTVドラマとうって変わった演技もいまだに蘇って来ることだよ。

写真は舞台・演劇のニュースサイト「エントレ」からいただきました。

14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック (Y.A.Books)


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0910 ナターシャ・デイ & New Bohemians @ Abilene(神崎川)&Honky Tonk(神戸三宮) [バンド]

近所の花。酔芙蓉のような、ただの八重の芙蓉のような。
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この日は自分のバンドのライブもあるけど、元町ではBG45の壮行ライブ(当然行けない)があったり、あちこちでライブ有りまくりだったようですね。アビリーンのナターシャ・デイも前回行ったのが5月だったので今回を逃すと半年開くことになるので、昼と夜だから顔ぐらいだせるか、といつものようにぐずぐず迷いながらお邪魔しました。移動が邪魔くさいので今回は車で。
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2時ごろ行くと、さすがに他でのライブの影響かいつもよりやや少なめでしたが、コアなファンのいるイヴェントなので、熱気あふれる演奏が繰り広げられました。
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私も5番手で歌わせてもらい、「陽気に行こう」「母からの便り」(これは最近覚えたけどナターシャではない)と「ヘイ・ヘイ・ヘイ」を歌わせていただきました。いつものことですが、いきなりステージに行って歌うのは結構あがるもので、ギターも覚束ない(30分ぐらいは弾かないとちゃんと弦に当たらなくなっている昨今)状態でしたけど。
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マスターから「今日はもう一回りあるよ」と言っていただきましたが、今回も4時過ぎに中途退出と相成りました。

さて、神戸に帰り車を置いて、軽く晩御飯を食べてホンキーへ。
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いつもの第3ではなく第2日曜に変更になったためか、フィドルのO野君が来ない。連絡するかと思っていたら、いつも助っ人をしてくれるY田君がマンドリンとフィドルを持って現れたので、そのまま彼を入れて練習しました。なんと冷たいバンドであることよ(笑)。せっかく?なので初めてやる曲を何曲かやってみました。"Blues Stay Away From Me" と "You Don't Know My Mind" など。初めてやった割には悪くなかったなあ、と自己満足(笑)。
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遅がけのお客様がいらっしゃったのでステージを。あとで聴いてみるとなかなかいい演奏だったかな?細々とですがいましばらく続けていく所存ですのでこれからもよろしくお願いします。
次回は11月19日(日)の予定です。

Blueridge Cabin Home
You Ain't Goin' Nowhere

Sled Riding
You Don't Know My Mind
Fox On The Run
I Can Read Between The Lines
Blues Stay Away From Me

Drifting Too Far From The Shore
Green Leaves Of Summer
Rawhide
You Can Have Her

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映画『ブランカとギター弾き』@神戸シネリーブル [映画]

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映画『ブランカとギター弾き』(原題 "Blanka")が神戸にやってきたので観に行った。大阪のシネリーブルでやっていると、ひと月遅れで神戸でもやることが多いと、最近わかってきたので待っていたのだった。もう一つ観ようと思っているのがあるが、それは後日に回した。

日本人の監督がフィリピンのマニラを舞台に撮ったイタリア映画と聞いただけで、興味をそそられる映画であったが、事前には情報を見ないようにしていた。親に捨てられて孤児になった少女が、盲目のギター弾きと路上で出会って…、というストーリー(これだけでも十分魅力的だが)を頭に置きながら観た。
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11歳の少女ブランカは親に捨てられたが、マニラのスラム街でしたたかに生きていた。といっても生きるためには物乞いやかっぱらいをやっていくしかない。ある時TVで有名女優が孤児を養子にしたというニュースを見て、「お母さんってお金で買えるの?親が子供を買えるんだからできるはずだよね」ということを思いついた。その資金を得るためますます盗みでお金を稼ごうとするのだが、周囲の少年達から恨まれ、根城にしていたバラック小屋を壊されてしまう。そんな頃、路上でギターを弾いてお金を貰っている、盲目の老人と出会う。
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老人と一緒に隣町に行って、演奏の手伝いをしていたのだが、老人から「いつまでも盗みを働くつもりなのか。それより歌を歌ってお金を貰う方がいいぞ。」と言われてしぶしぶ歌うが、それがなかなか上手で、近所のキャバレーの経営者の目に留まり、そこで歌うことになる。それまでと打って変わって、そこそこのギャラときれいなドレスと食べ物や寝る所にありつくが、世の中そういいことばかり続くはずもなく…。彼女にとって幸せとはなんなんだろう。
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監督の長谷井宏紀さん(岡山出身らしい)は長編映画はほぼ初めてだったようだが、製作にあたってキャストをすべて公募で集めたらしい。といってもそれほど簡単ではなかったようで、2年ぐらいマニラに滞在しながら捜したという。少女ブランカ役のサイデル・ガブデロは地元の歌手発掘のTV番組にも出ていたようで、youtubeで100万回を超えるアクセスがあった歌姫らしい。また老ギター弾きのピーター役のピーター・ミラリは実際に街角で流しの音楽家として活動していたそうで、周囲の少年役を含め、マニラの猥雑な裏町の風情にすごくフィットしていて、監督の目論見が見事に当たっているように感じた。
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フィリピンはかつてアメリカの植民地だったこともあり、現代の音楽はかなりアメリカナイズされていると思われるが、ピーターのギターと歌(タガログ語?)からはそういう匂いがあまりしなかった。むしろスペイン統治時代の影響を受けた音楽のように思われた。知識不足な私の感じ方では、かつて同じスペイン統治下にあったキューバの音楽に似た哀愁のあるメロディとギターの音色だった。家族の大切さをうたった歌である劇中歌「カリノサ」は古い民謡のメロディに合わせて監督が日本語詞を書き、翻訳したものだという。

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エンドロールでギター弾きのピーターが映画の完成後亡くなったというテロップが流れ、驚いた。彼は死の直前まで路上で人々に自分の歌と演奏を聴かせていたんだなあ、と思ったら胸が詰まった。歌うことの原点をもう一度確認させられた気がして、帰り道も「カリノサ」のメロディが頭から離れなかった。

youtubeから
Cydel Gabutero - "The Power of love" (Cover)
https://www.youtube.com/watch?v=f7XLtjD_ubY
映画『ブランカとギター弾き』主演サイデル・ガブテロ来日トークイベント
https://www.youtube.com/watch?v=DuzDLs1P2zY
※「カリノサ」の音源はここからいただきました。


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0903 「よかたん(山田錦の郷)」~「黒滝」再訪 [日々の散策]

「白いゴーヤ」。
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今朝「ベランダのゴーヤに白いやつが」と家人が言うので、「熟れ過ぎて黄色になってるん?」と見てみると、下のほうに白いゴーヤが。しばらく考えてから、今年は三種類の苗を植えたんだった、とようやく思い出した。その中に「苦味の少ない白ゴーヤ」というのが確かにあった。ブログを繰ってやっと分かる始末。
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今季も全部で10個足らずしか生らなかったので、「白いゴーヤ」は頭から消えていたのだった(笑)。

8時過ぎには起きていたので、翌日のミッションだった「家人の実家にブツを運ぶ」を一日繰り上げて実行。ミッションはあっという間に終了したので、吉川の道の駅「山田錦の郷」と4月に行った「黒滝」に寄って帰ることにした。実家のある神出から道の駅までは近いと思っていたが、ナビると19kmあった。道中の田んぼに幟が立っているので、何かと思っていると「山田錦栽培田」と書いてあった。三木市は「山田錦」の栽培に好適な土地なのだという。また、途中「ブドウ狩り」の農園がいくつかあり、なにわナンバーの観光バスが前を走っていたのを見て、「ブドウ狩りのツアーかな。ひょっとしてこの後道の駅に行くかも。」と言いながら付いて行くとその通りだったのでビックリポン。
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道の駅はさすが日曜日、第二駐車場までいっぱいだった。観光バスまで来ているとなると、レストランは一杯だろうなとあきらめかけていたが、一応入れたので、料理の出るのに少々時間はかかったが、なんとか昼食にはありつけた。
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ファーマーズ・マーケットも入ったときはお客さんで混み合っていたが、レストランから出ると人も野菜も三分の一ぐらいになっていた。いつもより売り場も広げてあったのだが、やはり買い物目的なら午前中に入らなくてはと思ったことだよ。
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それでもいくつか珍しい野菜が残っていたので購入した。
この日の戦利品。野菜全部で千円也。
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「花オクラ」は初めて見た。
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「おばけカボチャ」。これは買えなかったさあ。
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さて、昼食後1kmほど離れた所にある「黒滝」へ。前に行った時「滝」なら当然山道と思っていたが、道路から平地を200m歩いた所だったので、坂道の苦手な家人にも行けるだろうと思ったのだった。少し前に夕方のTVで紹介していたからか、何人かの見物客がいた。
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雨が少なかったからか、水は澄んでいたが水量はやや少なく、緑の藻が点在していた。絶好のコンディションの時に来るのは難しいと思ったことだ。
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行きは山麓バイパス、帰りは六甲山トンネルで、手ごろなドライブであった。

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神戸ホンキートンク9月のスケジュールetc. [バンド]

宝島池の元子ガルたち。すっかり成鳥に。
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暑かった夏もようやく和らぎ、昨夜散歩したときはずいぶん涼しい風が気持ちよかったです。
季節は確実に進行しているようですね。
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さて、今月の自分のライブですが、

9月10日(日)
  HOBO & New Bohemians @神戸ホンキートンク 19:30 スタートです
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2ヶ月に一度日曜日の夜にやっているブルーグラスバンドです。普段のホンキーより
早めにスタートしますのでよろしくお願いします。

あと、10月1日(日)になりますが、昨年も参加した六甲山牧場でのBluegrass Fes.に今年も参加します。
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今回はバンドのメンバーの都合がつかず、3人は他からの応援です。
甲子園口のあたりに跋扈している手練れたちですので、楽しみです。
朝10時ぐらいから夕方までやっているので、牧場に遊びに来がてら楽しんでいただけたら、と思います。私たちのバンドは13時ごろが出番ですのでよろしく。
詳細はこちらから。GGBG 2017 六甲山牧場ブルーグラスフェスティバル

去年のレポート


神戸ホンキートンク9月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。
神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/mutsuko_2005_7_9_0423
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神戸ホンキートンク9月のスケジュール
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クリックすると少し大きくなります)

また門戸厄神の「壱服庵」でも週末限定でライブをやっています。次々と新しいバンドが。
壱服庵
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9月イヴェント予定
http://ippuku-an.at.webry.info/201708/article_1.html

それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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We're All Alone(みんな一人ぼっち)[私の好きな20世紀の唄たち] vol.61 [20世紀の歌Ⅱ]

We're All Alone(みんな一人ぼっち)
       written by Boz Scaggs
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この歌を初めて聴いたのは前回も取り上げた77年のリタ・クーリッジのアルバムだった。なんか少ない音源から取り上げてるんだなあ、との顰も聞こえてくるようにも思うが、プアな音楽履歴でしかないのは事実なので致し方ないか。まあ別の視点で言うと、リタやリンダなどSSWではないシンガー達は、古今の名曲たちを掘り出してきて精選し、自分のアルバムに取り込んでいるので、当然といえば当然だと言えるかもしれない。作者のボズ・スキャッグスは言わずと知れた"AOR"(Adult-Oriented Rock。日本だけの呼称らしいが)の旗手。それほどよく聴いたわけではないが(笑)。
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リタのアルバムで聴いていた時、邦題が「みんなひとりぼっち」となっていたので、ろくに歌詞を確かめもせず、「人間は本来孤独な存在である」というような哲学的な内容なのかな、とぼんやり思っていて、そんな気分で聴いていたように思う。何年か経ってから英語に詳しい知人から「二人っきり」という意味なんだと教えてもらった。"All" という語が "Alone" を強調する意味になるのだそうだ。そうすると恋人達が周囲から隔絶された部屋にいて愛を語り合っているという歌になるなあ、とも思った。でもネイティブではない自分の語感からすると、二人であっても周囲から隔絶された「孤独」なイメージは残るなあとも思っていた。
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今回これを取り上げるにあたって改めて調べてみると、ボズが76年に出した "Silk Degrees" に入っていたこの曲の邦題は「二人だけ」だったそうだ。リタのアルバムの日本盤製作者が誤訳したのか、それとも当時の「キャッチーな邦題のつけ方」の原則に従っただけなのだろうか。

後年アンジェラ・アキが自分のアルバムの中でこの曲を日本語で歌っていて、それは訳詩ではなく作詞と言っていいものだが、「人は皆孤独だ」という解釈から作られているようだ。幼少期を日本で過ごした彼女は英語ネイティブとは言えないようなので、日本人に近い受け止め方をしたのかもしれない。
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なお、wiki によると2007年に出された再発盤のライナー・ノーツで、ボズ自身が「この曲のタイトルを個人的な話と普遍的なテーマを両立させるものとしたが、両者の意味が同時に成立するような歌詞にするのに苦労した」と書いているようだ。いい歌というのは個人的でありながら普遍性も併せ持っているのだなあ、と改めて感心させられたのであったよ。

youtubeはまずリタのもの。
Rita Coolidge - We're All Alone (1978) HD 0815007
https://www.youtube.com/watch?v=OvNdPewuXAQ
次いでご本家ボズのもの。
Boz Scaggs - We're All Alone (HQ)
https://www.youtube.com/watch?v=k-MsVZrTQEU
リタのジャズアレンジのもの。2005年ごろか。
Rita Coolidge Live - Boz Scagg's We're All Alone
https://www.youtube.com/watch?v=xFhRgEzkXtA
アンジェラ・アキの日本語詞(訳詩ではない)のもの。
We're all alone - Angela Aki
https://www.youtube.com/watch?v=jG5e42WXUcI

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みんな一人ぼっち(二人きり) (大意。原詩は検索してみてください。)

窓の外では雨が降り出して
止みそうにもない気配だ
もう泣くのはお止し
海辺に佇んでいると
夢が二人を遠い大海原に連れ出してくれるから
ずっとずっと先の方まで

目を閉じてごらん、愛する人
僕と一緒に居られるよ
波の下をくぐって
長く忘れられていた
時の洞穴を通り抜けて
僕らは今二人っきり

窓を閉めて
灯りを暗くしておくれ
それでもう大丈夫
何も思い悩むことはないさ
全てから解き放たれ、また全てが始まる
それにただ身をまかせて
今が幸せというように自分をつくっていこう

物語が始まると
必ずいつかは古びてしまう
バラも恋人たちも
だから今までの歳月をすべて
風の中に投げ捨てて
ただ僕を抱きしめて

窓を閉めて
灯りを暗くしておくれ
それでもう大丈夫
もう思い煩う必要はないさ
全てから解き放たれ、また全てが始まる
それにただ身をまかせて
今や全てが忘れ去られ
僕たちはただ孤独の中にいるんだ

シルク・ディグリーズ(期間生産限定盤)


Anytime Anywhere & Love Me Again


ANSWER<通常盤>


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0828 車検&代車4日間 [日々の雑感]

8月も終わりなのに三連でけなげに咲いていたベランダのアサガオ。
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早いもので今の車も最初の車検を受ける時期になった。3年前の10月にひと月落ちの新古車を神戸の西区の中古車屋さんで購入し、以来点検やオイル交換はそちらでしていたのだが、アイ・サイトの点検などもあるので、車検は近くのディーラーさんですることにした。この3年間で57000km、よく走ったものだ。
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ディーラーさんはこの春にR171沿いからR2の朝日ビール工場の跡地に移転したので、大きくてきれいなお店なのだが、半年間は陸運局に搬入しなくてはならないので、車検に4日かかるという。前の車のT社は1日で終わったのにと思ったが、代車が出るからまあいいかと思って受けることに。
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受け取った代車はステラという軽で新しい車だったが、乗ってみるとナビのあるべき場所が空洞に。せめてラジオぐらい付いていて欲しかったと思ったことだよ。さすが今の軽は良くできていて、街中であれば昔のホンダの車のようなシューーンという加速音とともにきびきびと走ってくれる。だが、慣れとは恐ろしいもので、ついついナビを見ようとしたり、外気温は?と思ったり、バックカメラに頼ろうとしてみたりする。今の車を買おうとする時「バックカメラなんていらないよなあ」と言っていたのにねえ。
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スマホ中毒・ネット中毒と並んでナビ中毒にまで罹っている今の自分を見直すいい機会かな、と思って残りの3日間を過ごそうと思ったことだよ。でも直らんやろうなあ(笑)。

前日のお昼に行った六甲の「TAKU」という中華屋さんの店先にあった「カランディバ」という花の鉢。珍しいので撮った。
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0824 HOBO & SADAO OHYA vol.6 @ Abilene [バンド]

HOBO & SADAO OHYA w/AKIRA YOSHIKAWA vol.6
Special Guest HIDEMICHI HIRAI (mandorin )
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「処暑」に突入と言いながら、うだるような暑さの続くこの日、アビリーンでの6回目のライブをやりました。初めてアビリーンで演奏させていただいたのが去年の8月28日でしたからちょうど一年経ったのですね。
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暑いし木曜日だしと思っていたら、多くの方々が来てくださって、10以上は数えられない私としては「すごくたくさん」と感じられました。いつもチャリンコで来てくれる同級生のA比奈君、吉川君の同級生達に加えて、ブルーグラスやカントリーの手練れ達も見えられて、嬉しかったけどちょっとびびったのであったよ。今回の Special Guest の平井君目当てで来られた方も少なからず居たようで、さすが「御大」だなあと再認識!!前々回に続いて来てくださった大先輩オッピさまには、リハのときからミキサーのアドバイスなどしていただき、かなり良くなった音で気持ちよく演奏できました。
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平井君には一週間前にセットリストを送っただけで、この日1時間足らずのリハのみのぶっつけでしたが、やはり歴年の戦士なので難なく?アダプトして、さすがのプレイを見せてくれました。リハの時は「俺最近ほとんど練習できてないねん」と弱音を吐いてましたけどね(笑)。大矢+平井のセッションはこれだけ長いキャリアの中で初めてだったそうで、それだけでもゲストに呼んだ意義があったかも。これからも色々な方々とセッションする機会をもっと増やしたいなあ、と思ったことだよ。
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さて演奏の方ですが、今回は先日亡くなったグレン・キャンベルの追悼として2曲(最近多いよなと思う)、吉川君の歌で「陽のあたる道」、コーラスの練習をした2曲など自分としては盛りだくさんな内容でしたが、それに加えてお客さんのリクエストで、平井君の "Sea Of Heartbreak" なども飛び出して、バラエティあふれるステージになりました。楽器が一つ増えるとバンドの音量も大きくなるので、いつもより声を張り上げて歌っているな、と途中で気付きました。
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先ほど言ったように、最小限の打ち合わせしかしていないので、左を見たり右を見たりと忙しい演奏でしたが、実は私の後ろでも大矢君と平井君がガンを飛ばし合って、いやアイ・コンタクトを取り合って演奏していたと後で聞き、それは是非客席から見たかったなあ、と思ったことでした。
愛コンタクト飛び交う??
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二人の初共演ということでインスト曲をいくつかリクエストしていましたが、バックがうまく付けられるかしらと不安があったので、 自分も含めて二人の共演を見たい人のために、終了後急遽3rdステージ目を短くやらせていただきました。不安を払拭する素晴らしい演奏に、バックを付けるのも忘れてただただ驚嘆。
携帯の待ち受けにしていたほど好きだった " Cedar Hill"。いきなりでこれはすごい!!

最後になりましたが、平日にも関わらずご来場いただいたお客様、辛抱強くライブをさせてくれているマスターとママさん、こんないい夜を作っていただき有難うございました。あ、バンドの皆もね。次回は10月26日(木)です。もう秋の歌ですねえ。
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setlist
1st
I Saw Your Face In The Moon (D)
By The Time I Get To Phoenix (E)
GENTLE ON MY MIND (E)
SILVER WINGS (E)
陽のあたる道(A) 吉川歌。ナターシャとヴァッサーのコラボ?

Stand By Me (F) オッピさまが入るとソウルになるなあ。

Summertime (Gm)夏の歌シリーズ1。40年ぶりにGmで。

Hobo Song (A)

2nd
You Don't Know My Mind (G) 初めて歌ったジミー・マーチン

あなただけを(G)夏の歌シリーズ2。カラオケ気分で歌いました。

New Camptown Races (B♭)
Summer Wages (C)夏の歌シリーズ3。トリオコーラス絶賛練習中w
House Of The Rising Sun (Em)
IT'S A SIN TO TELL A LIE (C)
Keep Me From Blowing Away (D)
A PLACE IN THE SUN (A) 
Sea Of Heartbreak (A)
Back Up And Push (C)

3rd
Chalmane (A)
Cedar Hill (G)
Jerusalem Ridge (Am)
I Still Miss Someone (D)
Orange Blossom Special

前回のレポートはこちら
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「立秋」も過ぎて [日々の雑感]

アサガオの季語は「秋」とTVの俳句番組で言っていた。
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暑い暑いと言っているうちに、いつの間にか「立秋」を過ぎていた。といっても8月7日は「立秋」のはじめの日で、22日までは続くのだが。お盆の前後に少し気温の低い日があったが、また暑さがぶり返してきた。しばらく残暑が続くのだろうな。一方関東の方では日の射さない日が続いているようだ。豪雨も突発的に起こるし、この夏も不順な気候が続く。

この時期の花といえば「ムクゲ(木槿)」かな。仕事をやめてから知ったのはお恥ずかしい限りだが、家の周囲や空気の悪い国道の傍にもよく植えられている。生命力の強い植生なんだろうな。
様々な色の「ムクゲ」。
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先日福井方面に旅したとき、変わった花を見つけたが、あとで調べると「ムクゲ」の一種だった。
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ここまで来ると「フヨウ(芙蓉)」と区別がつかないが、葉のギザギザの形と上に向かってまっすぐ伸びる姿からそれと分かる。
「フヨウ(芙蓉)」。
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これも「三方五湖」で花弁が20cm近くあるのを見つけた。「アメリカフヨウ」というのかな。
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ベランダの「スイフヨウ(酔芙蓉)」。大きくなったが花は咲くのだろうか。9月に咲くらしいが。
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この時期の花といえばもうひとつ「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。田舎の実家の庭に咲いていた。自分には母の思い出とともにお盆と重なる花であるが、近頃付近の家々にも咲いているのをよく見かける。
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かくして、暑い残暑も確実に秋に向かっていくのであったよ。ビル・モンローの46年の名曲 "Summertime is Past and Gone" とともに。
Bill Monroe & His Blue Grass Boys - Summertime is Past and Gone (1946)
https://www.youtube.com/watch?v=xVh9xHntchg

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0813 " Funky Mojo Orch." @ Yellow Ribbon (苦楽園) [ライブ鑑賞]

立秋の雲。
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お盆の13日、友人の知り合いが出演するというので、苦楽園の "Yellow Ribbon" に行ってきました。いつもなら海外の?実家にお盆で帰省しているので、ちょっと変な感じ。この夜のバンドはブルースソウルをやる " Funky Mojo Orch." という五人編成のバンドでした。
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お盆の日曜日だからお客さんはどうかな、と思っていたら、結構満員でびっくりしましたが、メンバーの小中時代の同級生とかが何人もいらしていて、他にもメンバーのご家族とかが多かったようでした。ああ、阪神間の出身の人はお盆に阪神に帰ってくるから、その時同窓会をやったりするんだ、と考えたら当り前のことに気づいて苦笑しきりでした。
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こういうジャンルのライブを観るのはめったにないことですが、時々はジャンルの異なる音楽を聴くのもいいな、というのが鑑賞後に思ったことでした。ただ、小さなライブハウスの割には音量が大きく、そこだけは慣れないなあと思いました。もっと大きな箱ならあれくらいの音量でもいいように思うけど。皆さんお上手なので爆音でごまかす必要もないのになあ、お店のスタッフが爆音好きだったからかな。
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1部はソウル、2部はブルースという構成で演奏されましたが、自分的にはブルースの方が心に響くものがあったかな。ボーカル&ハープのジューベイさんが、「このギターいいでしょ」と何度も言っていて、「身内に褒められるのは…」と照れていたギターのテッシーさんのプレイがやはり圧巻で、クラプトンのような華麗でエモーショナルなギタープレイにしびれました。もちろんジューベイさんのソウルフルなボーカルとブルースハープや、数年前まで東京で数々のバンドのベーシストだったというチャリケンさんのステディなベースなど皆さん素晴らしかったです。このバンド結成一年らしく、今回が初のワンマン・ライブだったらしい。ひょっとしてこれから注目のバンドになるかもしれないね。
youtube に去年の年末のライブがあがっていたので。
The Funky Mojo Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=56ulO-4R8Hg

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アコースティックでしかもトリオで演ったりしていると、どうしてもおとなし目の演奏になってしまいがちなので、今度演る時はもっとシャウトしてみよう、と店を後にしながら思ったことだよ。
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もう話したくない(I Don't Want To Talk About It)[私の好きな20世紀の唄たち] vol.60 [20世紀の歌Ⅱ]

I Don't Want To Talk About It (もう話したくない)
          written by Danny Whitten

ロッドに2003年に見出されこの曲をデュエットしてスターダムに上ったという
Amy Belle。
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私がこの歌を初めて聴いたのは、77年に出たリタ・クーリッジのアルバムであった。
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その後でロッド・スチュアートの75年のアルバムに入っていたのを聴いたのかな。そのあたりの記憶は定かでないが、今回改めて調べてみると、作者のダニー・ウィッテンはニール・ヤングのバックバンドでもある "CRAZY HORSE" の初期のメンバーだったらしく、71年にこの歌の入ったアルバムが出されている。
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多くのシンガーによってカヴァーされているこの歌の作者だから、さぞかし印税もたくさん入っているだろうなどと下卑たことを考えながら調べていると、ダニーは43年生まれで、72年に29歳で亡くなったらしい。死因はヘロイン中毒。有能なミュージシャンが奇しくも27歳で亡くなるという「27クラブ(The 27 Club)」については、映画AMY エイミー』の感想の中でも触れたが、彼もその一員になってもいいくらいの才能を持っていた人だったようだ。ニール・ヤングも彼を惜しむ言葉を述べている。生きていたらどんなに多くの佳曲を書いていただろう、とその早すぎる死が惜しまれる。
Danny & Neil
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曲の内容は、愛する人と破局を迎える時にあたって、「もう何もそのことについて話したくない」という気持ちと、「どんなにか君を愛していたのに愛を失って傷ついている」ことを訴えたいという、アンビバレントな気持ちを歌ったものである。シンプルな歌詞であるが、逆にそうだからこそ美しいメロディとあいまって、多くの人の心を打つのかもしれない。ロッドのコンサートではリフレインを観客が大合唱する様子が見られる。一方ダニーの youtube を見ると「ロッドには歌って欲しくなかった。」というコメントもあって面白い。ロッドはモテ男だからね。
Rod & Amy
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余談だが、この曲をブルーグラスにアレンジして、80年ごろ自分のバンドで歌っていた(今でも歌っているが)。その頃は他ジャンルの曲をブルーグラスにアレンジして歌うのをよしとする観念にとらわれていたこともあって(先輩バンド "Bluegrass 45" の影響?)、他にも何曲かそういうアレンジを試みていた。当時の宝塚フェスでの音源があったので紹介しておく。

ミスもあるのはフェスでの一回きりの演奏なので仕方がないがご容赦を。声は明らかに若いなあ。ずっと演奏していたので、この曲というとブルーグラス・ヴァージョンしか考えられなくなっていたが、また原曲に立ち返って歌ってみようかな、と思う今日この頃である。

最後に主だったミュージシャンのレコーディングを参考までに時系列的に並べておく。

1971 "Crazy Horse" Crazy Horse
1974 "Some Days You Eat the Bear" Ian Matthews
1975 "Atlantic Crossing" Rod Stewart
1977 "Anytime...Anywhere" Rita Coolidge
2009 "Lost In The Shortcut" Amy Belle

youtube は以下のものを
Danny Whitten - I Don't Want to Talk About It
https://www.youtube.com/watch?v=wISNCbuLm5Q
Rod Stewart I Don't Want To Talk About It
https://www.youtube.com/watch?v=MjxL3U2mCyg
Rita Coolidge I Don't Want To Talk About It
https://www.youtube.com/watch?v=DtnW4_kMcPc
Amy Belle I Don't Want To Talk About It
https://www.youtube.com/watch?v=owXb8Pqc0tE


もう話したくない(大意。原詩は検索してみてください。)

君の目を見ればわかるさ 
君が今までずっと泣き続けていたんだってことは
空に輝く星たちも君にはなんの意味もないさ 
星たちは君の心を映す鏡にすぎないから

**
そのことについてはもう話したくないんだ 
どれだけ君が僕の心をズタズタにしたかってことは
僕がもう少しだけここに残っていられるのなら
僕が残っていられたら この心の叫びを聞いてほしい
僕の心の声を

僕が独りぼっちになって立ちすくんでいたら
影は僕の様々な心の色を隠してくれるだろうか
青は涙の色を、黒は夜の畏れの色を…
空に輝く星たちも君にはなんの意味もないさ 
星たちは君の心を映す鏡にすぎないから

**
そのことについてはもう話したくないんだ 
どれだけ君が僕の心を傷つけてしまったのかってことは
僕がもう少しだけここに残っていられるのなら
僕が残っていられたら この心の叫びを聞いてほしい
僕の心の声を…


Crazy Horse


Atlantic Crossing


Anytime Anywhere & Love Me Again


Lost in the Shortcut


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0810「若狭路」vol.2(「龍双ヶ滝」@福井県~「天空の茶畑」@岐阜県) [旅日記]

「天空の茶園」。
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曇り空のためか前日の疲れからか、目覚めるとすでに8時。朝ドラを観てから宿を出る。空模様が怪しいのでいつ帰ることになるか分からないなあと思い、「天空の茶畑」は無理なら次回に回そうと考え、とりあえず福井県内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている「龍双ヶ滝」に向かう。この滝は道路のすぐ傍にあるらしいので、雨が降っていても観られると思ったからだ。滝は曇天の方がいいという写真の師匠の言もあった。

遅れを取り戻すべく、不本意ながら高速を使い、鯖江ICで下りて東へ。R476や県道2を通って、最終的には県道34(狭い)を走ると、宝慶寺の手前にある。ナビによっては宝慶寺をナビるといいのかもしれない。今こうして地図を見ながら書いているが、実際こんなややこしいところに行くときは完全にナビ頼みであるのが若干悔しいなあ。10:05滝の駐車場に到着。それほど高度は高くないのに気温は23℃と低かった。曇天というのもあったか。
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滝への道は滑らないように敷石風の舗装が施されている。
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上の道路のカーブを曲がった先にいきなり滝が現れた。
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「龍双ヶ滝」は「部子川と稗田川の合流地点にあり、落差60mの岩肌をなだらかに流れ落ちる分岐瀑」である(wiki)。上部は狭いが岩肌に沿って広がり落ち、滝壺はなくて、そのまま川の流れに合流している。水が少ないと見栄えが落ちるようだが、この日は台風の影響で水が多く、下の石畳の部分は歩けなかった。名前は勇ましいが、優美でいつまでも前に佇んでいたくなる滝であった。うまく撮れなかったがいくつか写真を。
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滝の少し下流に「オウ穴群」といって、何百年も流れにさらされて出来た滑らかな穴状の岩のある滝があった(写真では分かりにくいかも)。
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11時に滝を後にして南に向かう。ややこしいところに入り込むと、行きはナビ任せでいいのだが、帰りはどう行けばいいのか迷ってしまう。とりあえずR8に出るべく走り出した。来る途中変わった花を見かけたので探しながら行くと、見つかった。
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ムクゲに似ているがよく見るものと違う。後で調べると半八重咲きのムクゲではないかと思われる。

雨がポツポツし出したので帰るかなとも思ったが、途中までは帰り道なので、岐阜の方に回ってみることにした。地道でナビるとR8~R365と行って関が原に出るコースが出たのでそれに従う。R365に入ったところに「マル金そば店」という蕎麦屋があったので入ってみたのが12時過ぎ。ほぼ満員だったが入ることは出来た。
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だが、なかなか出て来なくて食べ終わったのが1時過ぎ。おかげで「やすらぎの郷」を見損なったわい。頼んだなめこ蕎麦(温)は太目の麺でコシがあり、美味しかった。
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店を出て走り出したがこの遅れを取り戻さなくてはならない。天気も回復してきたので行く決心をし、今庄IC~木之本ICまで高速に乗り、再びR365に出て関が原に。あとは「岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合790-6」をナビって行った。標準の行き方はR417を北上~県道32を西にというものらしい。
「樫村」というバス停を右に。ここに標識がある。
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「上ヶ流(カミガレ)茶園」入り口。
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「日本(岐阜)のマチュピチュ」とも呼ばれるようになったこの「上ヶ流茶園」は宝治年間(1247年ごろ)から続く茶園だそうで「春日茶」として農薬不使用のお茶を代々栽培しているそうだ(お茶買うの忘れてた)。地元のボランティアによる手作り感満載の遊歩道や標識が素朴でいい感じ。
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もちろん全体を眺めるにはかなり坂道を登らなければならないけど、そうして見た風景はやはり味わいが深いように思われる。写真を並べてみる。
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「モネの池」といい海外の名所の名を借りて評判を呼ぼうというのは、昔からある日本人の悪しき癖とも思える(「東洋のナポリetc.)。名を借りたりしないで「天空の茶園」として過度な観光地化をして欲しくないなあ、というのが偽らざる感想であった。

夕方、R21まで下りて夕食を食べ、今回は彦根から湖岸道路~琵琶湖大橋(150円)~湖西道路を通り、R171で11時過ぎに帰ることができた。総走行距離640km。

参考
天空のお茶畑 ・上ヶ流茶園空撮



「天空の里 上ヶ流茶」HP


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0809「若狭路」vol.1(琵琶湖~三方五湖) [旅日記]

「梅丈岳」からの絶景。
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「岐阜のマチュピチュ」とも呼ばれる岐阜県の「上ケ流茶園」に行ってみたいと思っていたが、ここだけでは少々心もとない気がして、何かとセットにと考えていた。今回遠出するにあたって、琵琶湖の西岸を北上して敦賀に抜け、そこから東南の山を抜けて関が原~岐阜へというルートを考えた。

前日ホンキーのライブに乱入したので、朝寝してしまい、家を出たのは9時を過ぎていた。仕方なく名神で京都東まで行き、そこから湖西道路に出る。途中一車線になる所で渋滞があるのはいつものこと(二車線の工事中である)だが、高島からは快適な道である。
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「白髭神社」は今まで通り過ぎるだけだったが、この日はちょうどお昼ごろだったので、前から看板だけ見て通り過ぎていた「白髭そば」に入ってみた。「琵琶湖を眺めながら蕎麦が食べられる」とあるとおり、階段を上った所にお店はあった。
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十割そばをうたった店であり、蕎麦をうつ器械がおいてあったりするが、店内は広くお値段もやや高めで、「白髭神社」に来た観光客目当てのお店かなと少し思った。頼んだ「冷やし蕎麦」は白髪ネギや天かす・炊いた揚げなどがトッピングしてあり、ラー油や唐辛子の泡盛漬けなどをかけて頂くようになっていて、なかなか食べ応えがあった。
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昼食後すぐ隣の「白髭神社」に参拝する。「白髭神社」は「全国にある白鬚神社の総本社」とされ、「沖島を背景として琵琶湖畔に鳥居を浮かべることから、『近江の厳島』とも称されている」(wiki)ようだ。
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さて、「白髭神社」を後にして高島バイパス~湖北バイパスを北上し、R161を山越えすると意外と早く敦賀市に着いた。時間があったので西方20kmのところにある「三方五湖」に立ち寄ることにした。「三方五湖」は免許取り立ての頃行ったようなかすかな記憶がある。この日は台風のすぐ後だったので、川も増水していたが、一番手前の「三方湖」も水が濁っていた。
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一面の水草は「菱の実」で知られる「ヒシ」だそうだ。
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「水月湖」に向かう途中にあった「舟小屋」。この辺りは梅の産地で、昔は舟に梅を積んで湖を運搬したとのことだ。
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「水月湖」は水深34mと深いため、上部が淡水、下部が汽水の状態に分かれているらしい。
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詳しくは「福井県里山里湖研究所」のHPを参照のこと。

さて、三方五湖観光の白眉である「三方五湖レインボーライン」を走る。
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この日の14時まで台風のため通行止めだったようで、英語で言うと "Lucky" といえるかも(笑)。料金は1040円という中途半端さ。だが道の途中や「梅丈岳」の山頂から見える風景は変化に富み、その美しさは筆舌に尽くしがたいので、説明は省く(笑)。ただ写真を並べておくことにしよう。
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「梅丈岳」(標高400.2m)の頂上に上るのにケーブルカーとリフトがあり、どちらに乗ってもいいというのが面白かった。
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上の公園には古代の鐘などいろいろなモニュメントが展示してあった。
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恋人たちの聖地」にも認定されているらしく、鍵がいっぱいくくりつけてあり、「和合神社」という微妙な名の神社まであった。
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また、「五木の園」というモニュメントのボタンを押すと、五木ひろしの「ふるさと」が流れてびっくり。ここは若狭なんだな、と「ちりとてちん」が思い出されたことだよ(笑)。short movie で。

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5時頃宿に向かう。道中のいたるところに「原電」の標識があるのに驚いた。敦賀は原電に支えられている部分があるんだなと思った。原電がなくなると職を失う人も少なからず出るのだろうが、それを理由に存続させるのが正しいとも思われない。原電に頼らない地域づくりというのも、行政が担わなければならない方向性なのだろうな、とぼんやり思いながら車を走らせた。

この日のホテルはバイパス沿いにあったので近くにあまりお店がなく、ホテルの人に聞いて行ったのが「友食亭あいびす」という居酒屋さんだったが、今回も当たりだった。サワラのたたきとかグジの塩焼きなどをいただいた。田んぼの近くにあったのでたどり着くのにちょっと不安だったけど。
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S-Yairi のミニ・ギター [日々の雑感]

My New Guitar !!
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数日前、FBでマーチンのD28の中古をポチしてしまったという投稿を見て、すごいなあと思っていたが、土曜日の夜Ama*on で S-Yairi のセミ・アコースティックギターがタイムセールになっているのを見て思わずポチしてしまった(笑)。なるほど深夜のタイムセールは不思議な魔力があるなあ、と思ったことだよ。
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今使っている K-Yairi の DY-45 はよく響くギターで主にソロの時に愛用している。アンプにもつなげられるのだが、ボリュームつまみなどがないので、曲によって変えられないのが難だった。アコースティック以外弾いたことがないので、そんなんでいいかなと思っていたが、何しろタイムセールで -7000 円という魔力、総額5万を切るという安さに判断力が麻痺した。まあ、かなり小さいのでちょっとぶら下げてお店に行ったり、旅に携行するのもいいかな、と自分をだましたのであった。
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火曜日に到着とのことで、その日は家人が留守だったので、朝から佐川に電話して16-18 の配達をお願いした。16時に帰宅して待っていたが、18時を過ぎても来ない。電話でコチャゴチャやり取りした上、7時過ぎにやっと届いた。宅配便の受け取りも大変だなあ。この日に受け取りたかったのは翌日遠出しようと思っていたのと、この日の夜に神戸ホンキートンクで「寺本幸一&フレンズ」のライブに参入できるかなと思ったから。

梱包を解くと、取るものも取り敢えずホンキーへ。この日はギターとベースのみだったので早速弾かされてしまった。リードギターなんてとても弾けないが、知ってる曲知らない曲を適当に弾いてご迷惑をかけたが、参加者の皆さんにはこのギター(演奏じゃなく)いたく評判がよく、「これいいね、~ちゃんも買えば」との声が飛び交った。もちろん実際使って満足できるかは自己責任ですけどね、と申し上げたが。
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もう少しボリューム調整やトーン調整も練習して、ソロ演奏のときに使ってみようと思ったことだよ。取り敢えず「大人の夏休みの友」にはなりそうである。
チューナーまでついている。
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小説『蜜蜂と遠雷』(恩田陸)雑感 [読書]

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恩田陸の小説はずいぶん前に『光の帝国(常野物語 )』を読んで、その不思議な世界観に惹き込まれた覚えがある。また、2004年に本屋大賞を受賞した『夜のピクニック』を読んだくらいである。「夜ピク」は自分の高校にも似たような行事があったので読んだのだが、80kmを歩き通すだけというある意味地味な行事の中に様々なドラマが語られていて、その構想力・筆力に驚かされた。高校の愛称が「北高」だったのにも親近感を覚えたのかもしれない。

蜜蜂と遠雷』は二度目の本屋大賞と直木賞のダブル受賞ということで、読んでみようと思った。ピアノコンクールを描いた作品なので、門外漢にはとっつきにくいのかなとも思ったが、ピアノの楽曲に詳しくない人でも大丈夫ということなので。図書館には10冊ほどあったが全て貸し出し中だったので(350人の待ちだと後で知った)、ふと思いついて受賞作掲載の「オール読物3月号」を借りてみた。確かに載ってはいたが、「~抄」とあって、???と思って読んでいくと100頁までで終わっていた(笑)。やはり芥川賞のようにはいかないなあと思い知らされた。二週間経って待ちきれずBook off で買ってしまった。Book offでも人気作は結構な値段になるんだなと初めて知った。
初出の雑誌挿絵。
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前置きが長くなってしまったが、物語は「芳ヶ江国際ピアノコンクール」(「浜松国際ピアノコンクール」がモデルらしい)の初めから本選に至るまでの10数日を描いたものである。と書くとこれが小説になるのだろうか、と思ってしまうのだが、主に四人の才能あるピアニストに焦点を当て、彼らのコンクールに至るまでの生育歴や師匠・家族との関わりなどがフィードバックされ、重層的な物語となっていた。雑誌で100頁読んだ後、続きが読みたいのを我慢していたせいか、買った後は一気に読んでしまった。小説の中でも誰かが言っていたが、甲子園で一番面白いのは準々決勝だというのと同じく、二次予選ぐらいが一番面白かったように思われた。主人公達がコンクールの中で変化し、成長していくさまが読み取れるからだろう。
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曲が演奏される場面の描写もまた素晴らしかった。曲を知らなくても(知らないからこそ?)曲想が目の前によみがえってくるような気にさせられた。作者は言葉で音楽を演奏しているのだと思った。いくら取材を重ね、実際のコンクールを何度も聴いたとしても、ここまで再現性のある描写は出来まいと思って読んでいたが、調べてみると作者自身引越しの多かった幼少期の環境の中で「ピアノを習い、広く音楽を知る先生に学び」また大学では「ビッグバンドでアルト・サックスを演奏」(wiki)していたと知って、なるほどとうなずけるものがあった。そうした作者の体験・素養は作中の随所に反映されているように思われた。
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クラシック音楽について語れる何ほどのものも持ち合わせてはいないのだが、このようなコンクールにおいては特に、作曲者の意図を探り、それを忠実に再現しなくてはならないと考えられているようだ。そこから逸脱すると評価が下がったり、下手をすると失格になったりする。だが、音楽とは本来そういうものではないのではないか、という疑問がこの作品の基底に流れている。この世界、自然の中は様々な音(音楽。蜜蜂の羽音や遠雷の響きのような)に満ち満ちていて、古今の天才たちはたまたまそれを譜面に書き留めただけに過ぎない。後世の解釈によってがんじがらめになっているクラシック音楽の「音を外へ連れ出」さなくてはならないのではないか。

それを最も体現しているのが「蜜蜂王子」こと風間塵という自然児であり、彼に触発されて残りの3人も自分の殻を破っていく。もともとそのような資質があったからだろうが、彼らが身をよじるように自らの旧い殻を脱ぎ捨てていく過程はいじらしくも美しい。自分のような凡庸な人間にもいくつかは思い当たることもあって、読んでしまったらまたBook off にと思っていたが、もうしばらく手元に置いて、ところどころ読み返してみようかな、と思ったことだよ。
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小説に併せて音楽集CDも出ているが、youtube にも小説登場順のプレイリストが上げられているのが、この小説の人気を何よりも物語っているようだ。
youtube 蜜蜂と遠雷(本文登場順)



蜜蜂と遠雷


蜜蜂と遠雷 音楽集


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